インベスターHこと、ひーちゃん(@us_investor_h)です。
精神と時の部屋。それは男の子なら誰でも見たことがあるDRAGON BALL に出てくる1日で1年分の修業ができるという短時間で強くなる部屋です。そのような部屋が現実にもあれば…。
しかし、逆に終わりが見えない…今の時間が永遠に続くと感じる…そんな経験をしたことはありませんか?そう無駄な会議がそれに当たります。特にアイデアを求められる会議では、結局何も生み出せずなんだったんだろこの会議状態になることも…。
実はそんな会議は日本だけでなく世界でも問題になっています。そんな重苦しく無駄だと思える会議が上質な時間を過ごす、精神と時の部屋の扉を開けるようになる可能性が出てきました。
AI ブレストとは
その救世主となる可能性を秘めたのが、AI ブレーンストーミング(以下、ブレスト)です。以前に紹介したブレストでは人間がブレストをしていましたが、AI ブレストでは言葉の通り「AI(人工知能)」が会議に関連する言葉をネット上から収集し、組み合わせて新たな視点として提供してくれます。
このサービスはTIS 株式会社と博報堂が協力して開発しています。正式名は「AI ブレストスパーク」です。このサービスでは以下の5つの特徴を謳っています。
- ひらめきマップ
ブレストでは通常どんな意見も歓迎しますが、人間には感情があるためその全てを俯瞰的に見ることはできません。しかし、AI であれば感情が無く何のためらいもなく、一瞬で大量の関連情報を引き出すことができます。
- ブレストアイデア
AI だからこその強みであるアイデア量。言葉と言葉をランダムに結合し、新たな概念を生成することができます。思考の枠を超えた「新たな発想」が生まれる可能性もあります。
- ノート
AI が出した気になる関連情報を保存でき、新たに思いついたことも書き留めることができます。採集した言葉を聞いて分類し俯瞰することで、自分の考え方の性向に気づくキッカケになります。
- 他人のアタマで考える(7月実装)
作詞家や女子高生、ビジネス、社会課題など他人のアタマとして言葉が提供されます。例えば、女子高生のアタマで「コーヒー」と検索すると「おけまるコーヒー」などの言葉が生成されます。
- 連続刺激モード(7月実装)
ブレストで行き詰った場合にアイデアのワードやフレーズを1行ずつ画面いっぱいに連続表示し、発想を刺激します。
Sponsored Link
損害すら与える会議
「会議」と打ち込めば検索候補に出てくる「無駄」という文字。話が脱線したり、時間通りに終わらなかったり、何も決まらなかったりと無駄な会議が世の中溢れかえっています。
この無駄な会議は、年間15億円の損失を出している状態です。また、無駄な会議は日本だけでなく世界でも問題視されています。
スイスのスケジューリングサービス企業Doodle の調査によれば、米国、英国、スイス、ドイツで行われる会議の3分の2が無駄だと分析されており、4か国で年間5410億ドルの余分なコストがかかっています。
生産性の向上、業務の効率化を謳っていても無駄な会議が行われていては、効率化どころか損失まで出してしまうのです。
この無駄な会議は、年間15億円の損失を出している状態です。また、無駄な会議は日本だけでなく世界でも問題視されています。
スイスのスケジューリングサービス企業Doodle の調査によれば、米国、英国、スイス、ドイツで行われる会議の3分の2が無駄だと分析されており、4か国で年間5410億ドルの余分なコストがかかっています。
生産性の向上、業務の効率化を謳っていても無駄な会議が行われていては、効率化どころか損失まで出してしまうのです。
効率のいい会議
成長している会社はやはり会議においても効率がいいです。逆に言えば成長していない会社は会議がおろそかになっているのかもしれません。
効率のいい会議のためには、参加者全員が会議の目的を認知していることが重要で、関係ない人は参加させない、責任者・意見の決定者を決めておく必要があります。
Apple ではできるだけ参加者の人数を減らし、関係ない人は会議には参加させません。スティーブ・ジョブズさんは大統領からの有識者会議の依頼でも参加人数が多かったため断った逸話があります。
効率のいい会議のためには、参加者全員が会議の目的を認知していることが重要で、関係ない人は参加させない、責任者・意見の決定者を決めておく必要があります。
Apple ではできるだけ参加者の人数を減らし、関係ない人は会議には参加させません。スティーブ・ジョブズさんは大統領からの有識者会議の依頼でも参加人数が多かったため断った逸話があります。
Google でも、会議の規模をできるだけ小さくして、巨大なタイマーを使い全てのメンバーに時間の経過を意識させています。
このように成長している企業は、会議でさえも効率的に行うことができる仕組み作りが出来ています。
もちろん、会議のやり方は千差万別でこれが正解というものはありません。しかし、無駄な会議をしていると感じるのなら改善してみてはいかがでしょうか。
↑ ぜひ宜しければ米株村での応援をお願いします☆
Sponsored Link
コメント