インベスターHこと、ひーちゃん(@us_investor_h)です。
サブスクリプションサービス(以下サブスク)は現在、どの業界でも主流になりつつあります。
映像であればNetflix やAmazon 、音楽でいえばSpotify やApple music 、最近ではGoogle のStadia というゲームや車、ビールまでサブスクになります。
映像配信サービスはNetflix が圧倒的なシェアを持ち、それに対抗するAmazon に加えApple やDisney もオリジナルコンテンツを軸にしたサービスを展開しています。サブスク動画は2019年が激震の年になっていくかもしれません。
Hulu はNBC ・ABC ・FOX などアメリカの大手メディアが立ち上げた合弁企業でした。サービス開始は2008年で競合はYouTube でした。
しかし、同時期に配信事業をスタートさせたNetflix やAmazon に抜かれ、海外展開もうまくいきませんでした。
2011年に日本に進出しましたが2014年には日本テレビ放送網に買収されたため、日本のHulu とは違います。
そんなHulu も最近になり、独自性を強め、コンテンツへの評価も高まってきました。そこに、Disney のコンテンツ強化の戦略がかみ合いました。
それにより、Disney はFOX を買収しHulu 株を取得、AT&T が持つ株をHulu が買い戻して取得、大株主のNBC の親会社コムキャストから2024年以降にすべて取得することでHulu を完全子会社にします。
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しかし、2019年11月からDisney+をスタートし映画・アニメ・ドラマなどの配信を行います。ESPN 、Disney ともに強力なファン層のコンテンツを持っています。
ところが、どちらも専門的で総合性はありません。仮にESPN 、Disney の中でほかのコンテンツを配信しても、わかりづらくブランド力を生かせません。
そこで、Hulu を取得することで、全方位の戦略をとることが可能になります。
重要なのは、映像配信は消費者が使うサービスが1つに集約されることがないことです。もし1つに集約されているならNetflix 以外に映像配信がないはずですが、実際にはAmazon やApple が映像配信を行っています。
アメリカではケーブルテレビに月100ドルを支払っている人も少なくないため、その出費を減らして10ドルを3社契約するなど複数のサービスで足りないところを補いあって利用しています。
そのため、複数の中での支配力が重要になります。
日本では映画配信のみ利用できますが、アメリカでは各種映像配信サービスと連動し、配信の窓口として使えます。
例えば、Apple TV のアプリケーションで検索するとNetflix などのコンテンツが表示され「他のApp で開く」を押すとNetflix のアプリに移動するといった感じです。
そうなれば、ユーザーが複数のアプリを使い分ける必要がなくなります。
Apple は秋にApple TV +をスタートするため、多くのユーザーが配信の窓口として利用すれば、そこから利用者を得られるかもしれません。
こういった、使い分けやすい窓口という一等地にサービスを置くことはDisney にとって大きな意味を持ちます。
現状Disney とApple が連携するという話はありませんが、両社の関係は良好です。今後なんらかの動きがあるかも知れないので期待したいです。
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サブスクリプションサービス(以下サブスク)は現在、どの業界でも主流になりつつあります。
映像であればNetflix やAmazon 、音楽でいえばSpotify やApple music 、最近ではGoogle のStadia というゲームや車、ビールまでサブスクになります。
映像配信サービスはNetflix が圧倒的なシェアを持ち、それに対抗するAmazon に加えApple やDisney もオリジナルコンテンツを軸にしたサービスを展開しています。サブスク動画は2019年が激震の年になっていくかもしれません。
サブスク動画が激震
2019年にサブスク動画が激震する理由はDisney がHulu を完全子会社化するからです。Hulu はNBC ・ABC ・FOX などアメリカの大手メディアが立ち上げた合弁企業でした。サービス開始は2008年で競合はYouTube でした。
しかし、同時期に配信事業をスタートさせたNetflix やAmazon に抜かれ、海外展開もうまくいきませんでした。
2011年に日本に進出しましたが2014年には日本テレビ放送網に買収されたため、日本のHulu とは違います。
そんなHulu も最近になり、独自性を強め、コンテンツへの評価も高まってきました。そこに、Disney のコンテンツ強化の戦略がかみ合いました。
それにより、Disney はFOX を買収しHulu 株を取得、AT&T が持つ株をHulu が買い戻して取得、大株主のNBC の親会社コムキャストから2024年以降にすべて取得することでHulu を完全子会社にします。
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専門から全方位へ
Disney は2017年以降から配信事業の強化を進めており、ケーブルテレビのスポーツ局ESPN からスタートしました。しかし、2019年11月からDisney+をスタートし映画・アニメ・ドラマなどの配信を行います。ESPN 、Disney ともに強力なファン層のコンテンツを持っています。
ところが、どちらも専門的で総合性はありません。仮にESPN 、Disney の中でほかのコンテンツを配信しても、わかりづらくブランド力を生かせません。
そこで、Hulu を取得することで、全方位の戦略をとることが可能になります。
重要なのは、映像配信は消費者が使うサービスが1つに集約されることがないことです。もし1つに集約されているならNetflix 以外に映像配信がないはずですが、実際にはAmazon やApple が映像配信を行っています。
アメリカではケーブルテレビに月100ドルを支払っている人も少なくないため、その出費を減らして10ドルを3社契約するなど複数のサービスで足りないところを補いあって利用しています。
そのため、複数の中での支配力が重要になります。
Disney とApple が協力?
Apple はiPhone ・iPad 向けのiOS を12.3にアップデートし、新たな機能であるApple TV というアプリケーションを追加しました。日本では映画配信のみ利用できますが、アメリカでは各種映像配信サービスと連動し、配信の窓口として使えます。
例えば、Apple TV のアプリケーションで検索するとNetflix などのコンテンツが表示され「他のApp で開く」を押すとNetflix のアプリに移動するといった感じです。
そうなれば、ユーザーが複数のアプリを使い分ける必要がなくなります。
Apple は秋にApple TV +をスタートするため、多くのユーザーが配信の窓口として利用すれば、そこから利用者を得られるかもしれません。
こういった、使い分けやすい窓口という一等地にサービスを置くことはDisney にとって大きな意味を持ちます。
現状Disney とApple が連携するという話はありませんが、両社の関係は良好です。今後なんらかの動きがあるかも知れないので期待したいです。

↑ ぜひ宜しければ米株村での応援をお願いします☆
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