インベスターHこと、ひーちゃん(@us_investor_h)です。

経営者以外の会社員であれば大半の人が仕事に不満を持っていて、アーリーリタイアに憧れを持っているのではないでしょうか。

アメリカでは年収1,000万円以下で51歳にしてアーリーリタイアを成し遂げた人が話題になっております。彼の名はトミー、現在は「Leisure Freak」というブログを運営しています。

なぜ年収1,000万円以下でアーリーリタイアできたのか理由をみていきましょう。

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  アーリーリタイアの理由

 トミーさんがアーリーリタイアを実現できた理由は20代から一貫した倹約と会社の確定拠出年金(401k)を最大限利用し、節約したお金を投資したからです。

また、倹約によって借金の返済を終えるとRoth IRA (Individual Retirement Arrangements :個人退職口座)にも年間限度額までつぎ込みました。

モットーとして貯蓄しないより、貯蓄することはいいこととし、多くて年間220万円を貯蓄しました。40歳でファイナンシャルプランナーと出会い、その後の10年間は年間330万円を貯蓄しました。

最終的には退職口座に5,500万円以上蓄え、51歳でリタイアしました。彼は、「給料天引き、複利、配当の再投資、株価の上昇、一貫したドルコスト平均法は十分な時間があればうまくいく」と語っています。

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  Roth IRA

 確定拠出年金の拠出年間限度額18,000ドルに対してIRA は5,500ドルと少なめです。また、IRA にはいくつか種類があり代表的なものが通常のIRA とRoth IRA になります。

ここでは、通常のものと比較説明します。
  • 通常のIRA

    課税前所得から拠出、運用益は運用中は課税繰延、引き出し時は通常の所得として課税、59歳半になる前に引き出すとペナルティ10%の罰金、70歳半を超えた場合、IRS が定める最低要求引き出し額(MRD)を残高から引き出さなければならない

  • Roth IRA

    課税後所得から拠出、元金はいつでも非課税で引き出し可能(通常IRA から転換した資金は5年の待機期間が必要)、運用益は運用中は非課税、拠出の年齢制限がない、MRD がない

どちらも、結果的に納税が早いか遅いかの違いだけで、使える額と、引き出しの手取りは一緒です。その時の、税率や物価などの影響を受けるためどちらが良いかは判断が難しいです。

しかし、貯めた退職金を相続人に渡すことを優先するならRoth IRA が有利です。


  倹約家であれ

 トミーさんしかりバフェットさんしかり、お金持ちになるには倹約家であることが重要です。私たちが使えるお金や預金するお金を増やすとなると収入を増やすか、支出を抑えるしかありません。しかし、収入を増やすことは簡単ではありません。株式投資で一発当てて、アーリーリタイアを目指すもいいでしょうが、それにはリスクももちろん付いてきます。

現代ではネットの普及もあり、収入を増やしやすい状況にありますが、実際にやってみるとその大変さがわかるはずです。ネットの中で検索すると副業で成功している人がたくさんいると思いがちですが、それは錯覚です。10,000人もいないとすると、日本で考えた場合10,000人に一人いるかいないか程度です。

とはいえ、今でも「カツカツで支出を抑えるなんてできない」と普通に牛丼を食べながら言っている人がいるなら答えは簡単ですよね。それですよそれ、自炊した方が圧倒的に安くて健康的だから。毎日の飲み物を100円で買っている人も水道水にすれば0円です。(水道水は冷やして飲むと誰でも美味しく召し上がることが可能に、そしてお客さんが来た時には南アルプスの天然水の容器に水道水を入れて出してみよう。誰も気が付かない実績有り。)

嘆いていても何も解決しないので、一度客観視をして減らせる支出がないかを探し、できることから始めてみてください。0にいくつ掛けても0ですが、1にできれば可能性は無限大です。


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