インベスターHこと、ひーちゃん(@us_investor_h)です。
信頼を得るには時間がかかり、信頼を失うのは一瞬とよくいわれます。悪い噂は水面にしたたる水の波紋のように大きく広がります。
Huawei はスパイ疑惑やセキュリティの問題により信頼を失いました。さらに米中貿易戦争の標的にされ、ますます厳しい状況です。
広がった波紋はHuawei 製スマホの中古価格も急落させています。
中古価格急落
Huawei 製の中古スマホの価格は、店頭価格で以前に比べ約半分になるほど急落しました。
これは、米国政府によるHuawei への輸出規制で、Android や一部アプリが使えなくなるという憶測が広がったためです。
売れ筋だったHuawei P10 lite (SIM フリー)は中古価格で約1〜1万6千円で、4月末に比べて2〜4割、価格を落としました。
これまでは、安さという武器があり、一定の人気がありましたが、Android や一部アプリが円滑に使えなくなる可能性に消費者は不安を感じ敬遠しています。
これを受け、Huawei 製スマホの買取価格が0〜100円になったり、ブックオフやゲオが買取の中止をしたりしました。
また、Amazon でも直販をやめ、製品欄にはOS に懸念があることが記載されています。さらに、中古市場では返品を申し出る客も出たそうです。
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既存製品には猶予もあるが…
米国のHuawei への輸出規制によりGoogle をはじめ半導体メーカーなど様々な企業が提供停止を行ったことでAndroid のライセンスもなくなりHuawei 製のスマホは使えなくなる懸念があります。一方で、既存のHuawei 製スマホには3か月の猶予があります。しかし、猶予期間を過ぎた後や今後の製品はどうなるかわかりません。
これは、現在Huawei 製スマホを使うユーザーが他社製品へ乗り換えるための猶予に過ぎません。
このまま輸出規制が続けば、Huawei は新たなスマホを開発できなくなる可能性もあります。ちなみにライセンスの猶予は2019年8月19日までです。
既存ユーザーの声
以前はタブレットでHuawei 製品を使っていたユーザーはすでに他社製品に買い替えており、今後の購入の予定はあるかという質問にはセキュリティ問題を考えると購入予定はないとしました。
また、別のユーザーはこれまで使ってきたOS が変わることを不便に思っており、別のメーカーに換えることを検討しています。
すでにP30 pro を購入済みのユーザーはカメラの性能は他社と比べて群を抜いて良いためガッカリしています。
Huawei は独自OS の開発など自社で新たなスマホの開発を続けていくと宣言していますが、信頼の失墜は思ったよりも大きな代償を負うことになりそうです。
↑ ぜひ宜しければ米株村での応援をお願いします☆
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