インベスターHこと、ひーちゃん(@us_investor_h)です。

お酒やたばこ、ギャンブルなど20歳以上になれば合法的に認められた依存性があるもの。しかし、年齢制限もなく、体に悪いにもかかわらず無性に食べたくなる依存性のものがあります。

それがジャンクフードです。日本では手軽に食べられるファストフードとして人気なマクドナルドですが、世界には高級店とされている国もあります。

さらに、各国のオリジナルメニューも存在しています。そんな世界のマクドナルドの誕生やユニークなメニュー、世界での見られ方などについて見ていきましょう。

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  マクドナルドの誕生

 マクドナルドの言えばハンバーガーが有名ですが、実はハンバーガーの店ではありませんでした。

始まりは1940年、マクドナルド兄弟によって開かれた店舗でした。ハンバーガーもマクドナルド兄弟によって発明されたわけではなく、米国全土にあった料理でした。

しかし、スピード・サービス・システムというキャッチフレーズと工場式のハンバーガー製造方法、セルフサービスの仕組みによって、客席の回転率が高く、相当数の客をさばけることで48年以降有名になりました。

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 1954年に、ミルクシェイク用ミキサーのセールスマンで起業家のレイ・クロックさんが訪れ、この仕組みに興味を持ちフランチャイズ形式にしてシステムを売ることを提案します。

マクドナルド兄弟は消極的でしたが、クロックさんの粘り強い交渉に「兄弟はこの店以外干渉しない」「クロックはこの店には干渉しない」「マクドナルドという名とシステムはクロックが事業に使う」で合意しました。

その後、クロックさんの努力によりマクドナルドは世界に知れ渡ることとなり現在に至ります。

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  各国のユニークメニュー

 世界にはユニークな商品がありますが、日本にも「侍バーガー」や「将軍バーガー」があるのをご存知ですか?知らないという人、いやいや一度は食べたことがあるはずです。

実はこれらは「てりやきバーガー」のことです。日本であまりに人気だったため香港やタイでも販売されました。

その時の名前が日本を代表して「侍」や「将軍」だったのです。世界には様々なユニークメニューがありますので、ちょっと見てみましょう。

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  • トルコ
    各国にユニークなメニューがありますが、中でもトルコは伝統的な味を活かしたメニューの開発に力を入れています。

    その一つが「マックトルコ」です。パンに挟む肉はチキンかビーフを選べます。香辛料がきいたビーフにはチリソースを、チキンには胡椒入りのマヨネーズを合わせます。

    また、キョフテと呼ばれる肉団子のような名物料理を使ったキョフテバーガーも注目です。ヨーグルトソースとスパイシートマトソースで味付けされています。

  • インドネシア
    マクドナルドといえばハンバーガー。しかし、インドネシアは違います。「白米」です。白い米が食べられるのです。

    タイにはチキンマックライスバーガーやポークマックライスバーガーがありますが、インドネシアは真っ白なご飯が出てきます。

    チキンやスープとセットにもなっているため、まるで定食ですね。

  • インド
    マクドナルドの主力商品といえば「ビッグマック指数」という言葉ができるほど世界が注目する100%ビーフのビッグマックです。

    しかし、人口の約8割がヒンズー教徒のインドでは牛肉を食べません。そのため、インドでは牛肉を使ったハンバーガーは一切売っていません。そこで考え出したのが、ビーフ0%のメニューです。

    ビッグマックに代わるオリジナルメニューは、チキンのパテを2枚使った「チキンマハラジャマック」です。

    他に、インドらしくカレーを使った「チキンマックカレーパン」やベジタリアン用のメニュー(Veg menu)、卵を使っていないマヨネーズやインド人好みのスパイスを使うなどの工夫がなされています。

  潜在力を持つマック

 日本では手軽に食べられ、学校帰りの学生や、家族連れで賑わうマクドナルドですが、インドでは、高級なファミリーレストランとして扱われています。

価格はインドの物価を考えると若干高めで、入り口に警備員が立っていることも高級な雰囲気を感じさせます。ハンバーガー、ポテト、ドリンクのセットで99ルピー(約270円)ですが、インドでは大卒の月給平均が約2万5000ルビーです。

さらに、大学に行けるのはわずか6%で本当のエリートだけです。こうしたことを考えると手軽にマクドナルドを食べられる日本は非常に恵まれています。

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 しかし、悲観的になる必要はありません。最初は高級店として扱われる国でも、少しずつ日常的に食べられるマクドナルドとなっていく流れがあります。つまりこの流れが世界であり続ける限り、マクドナルドの売上げがさらに上がることを意味しています。

インドは人口世界第2位ですがマクドナルドは約100店舗しかなく、日本の約4,000店舗と比べると少ないです。売上が上がれば、店舗も増えさらに売上が上がります。心配なのは平和な日本でも、マクドナルドなどが原因で小さな戦争とでもいうべき争いが起きていることです。

通称”ポテト派閥”の争いです。マック派 vs ケンタッキー派 vs モスバーガー派 vs ロッテリア etc …。この戦争に終わりが来ることはないかもしれませんが「みんな違って、みんな良い」と思える世界になって欲しいものですね。(⇐ インベスターHはマック派)


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