インベスターHこと、ひーちゃん(@us_investor_h)です。

日本の文化それは世界の群を抜く技術力の高さに繋がりました。しかし、その文化はデメリットとしても働きます。

現代では低賃金な上に過剰なサービスが当たり前となっています。文化として、頑張ることが偉いという認識に陥っているのです。それによって生産性が落ちていることにも気付かずに…。

世界最大の飲食チェーン店SUBWAY(サブウェイ)の閉鎖が米国でも加速しています。その理由についてみていきましょう。

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  サブウェイの店舗数減少

 米国のサブウェイはここ数年店舗削減を進めていました。昨年は約1100店舗、17年には約800店舗削減し3年連続で店舗数が減少しました。

これに対しサブウェイは「店舗網の見直しを進めており、店舗の閉鎖や改装を行うことで店舗数は減りますが、収益性は高まる」としています。

また、米国内のフランチャイズ店に改装費用の4分の1の支給と新規メニュー開発と顧客サービス改善に向け8000万ドルを投じると説明しています。

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現状の日本サブウェイ

 サブウェイは世界に4万店舗以上展開しており、マクドナルドよりも多き世界最大の飲食チェーンです。

パンの種類やトッピングを自分好みにカスタマイズできる本格サンドイッチのお店だということは行ったことのある人は知っていると思います。

しかし、日本ではマクドナルドが約2900店舗あるのに対して、サブウェイはたったの約300店舗しかなく、人気が低い状況となっています。

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 その原因とされているのは、値段が高く提供されるまでの時間も長いという点とされています。

これは日本でサンドイッチやおにぎりが安価に素早く提供されているコンビニで代用できるためですね。

また、サブウェイの最大のメリットでもある自分好みにカスタマイズできるのも、日本は時間に追われる文化のため提供されるまでの遅いと我慢できません。

  連鎖を断ち切る流れ

 サブウェイは野菜がたくさん取れるとして健康志向な人や女性もターゲットとしていることがわかります。

サブウェイ出店の際に火を使う料理がない特性から、比較的小さなスペースで出店できます。そして、このメリットこそが、客を遠ざける要因にもなっています。出店しやすいというメリットは経営側だけのメリットであって客からするとデメリットになります。

女性をターゲットにするには、店舗が狭いと圧迫感があり、カフェとして快適に過ごすことはできません。また、近年ではインスタ映えも重要でおしゃれな空間が求められています。

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 最近の日本マクドナルドではそれに合わせて改装をしており、カフェのような空間になったことは記憶に新しいと思います。

米国のサブウェイでは、マクドナルドに対し対抗意識があるのか、改装やサービス改善に力を入れ始めています。

その流れは日本でもいずれやってきますので、過ごしやすい環境にするための改装やサービスの改善によって、直近の閉鎖連鎖も断ち切れるかもしれませんね。


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