先日続伸していた米国株市場ですがこれがいつまで続くかは神のみぞ知ることで、私たち投資家には知り得えません。
そして、株式市場というのは長期であれ短期であれ必ずの上下に動きながらも伸び、たまに大きく下がるということがあります。
2018年12月頃の暴落と比べると随分回復していますが、株価は依然として数年前に遡る基準となっており買い付けタイミングだと感じる人も多いでしょう。しかし、この続伸の流れがいつまで続くかわからない以上、過度な期待を胸このタイミングで買い付けをするべきではないとも言えます。

「コツコツドカン」とは
まず2016年から2017年にかけてSP500 は上を目指し猛進し続けており、それだけを見て株式投資を始めた人にとって2018年の後半は苦しい思いをすることになったでしょう。
しかし、そもそも2016年のような猛進ぶりが見られるのは稀なことなのです。そのため、2018年の暴落は2016年と2017年の調整分だったともいえると思います。
いきなりですが、「コツコツドカン」という言葉を知っていますか。この言葉は私が以前に読んでいた「インベスターZ 13巻」にも記載されています。

作中では「株式投資を一言で言い表した最強の格言」として紹介されています。
株式投資の相場はじっくり時間をかけて上がって、一瞬で落ちます。そこからだらだらと下がり、ある時、がっと上がるものなのです。
似た格言で「天井三日底百日」や「登り百日下げ十日」というものあります。日本の相場も約140年間「コツコツ」と「ドカン」の繰り返しと記載されています。
確かにそれは理にかなっています。それは相場が何より人間心理によって突き動かされるものだからです。
人間心理とは本質的に変わることはありません。
昔より、システムトレード(AI)が進んだためその傾向が極端に現れることは減りましたが、それでもそのような流れが途切れたわけではありません。
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時代の流れに従う
コツコツドカンは株式市場の時代の流れそのものです。
だからこそ、この大きな流れ「コツコツドカン」を先読みして行動することが利口だと言えます。仮想通貨を例に下がり続けると示唆する人もいますが、はっきり言って株式投資と仮想通貨は別物です。
まず仮想通貨自体に価値がなく、価値自体が仮想だと言えます。
しかし、株自体には企業の価値が付いています。つまり、企業が成長を続ける限り株価は成長しようとする特性があるのです。
だからこそ「ドカン」の時期に勇気を振り絞って買い増しをしている人たちは、大きく利益を上げることが出来ています。
このような買い増しの方法は、投資家の神様であるウォーレン・バフェットさんしかり、数々の有名な投資家が行っています。
逆張り投資法のように思えますが、少し違いがあります。逆張りとは思いも描けないところでテクニカルやインサイダー情報によって転換点を先読みし、ポジションを取ることです。
しかし、あり得ないくらい下がっていると評価されている市場では、転換点を見極めるのは難しくありません。特に私のような個人投資家にとっては「絶好のエントリーポイント」であると言えます。つまり、今の回復傾向が色濃く見える市場では、暴落時に買い付けることが出来た人は売却タイミングの見極め、ポジションを取れなかった人は待ちの姿勢でエントリーポイントを待つべきと判断しています。
投資の教科書「インベスターZ」
先ほど紹介した「インベスターZ」という作品は、ドラゴン桜などで有名な” 日本の漫画家 三田紀房さん " が書いた漫画です。インベスターZ は投資をテーマにしており、投資ビギナーにとってもわかりやすく、一定の経験を積んだ投資家も気付きを得られるとして、ドラマ化も果たし大ブレイクしました。
漫画としての面白さもそうですが、ホリエモンさんやZOZOTOWN の前澤友作さんへインタービューし、その要点を作中に盛り込むなど非常に良質な「投資本」となっています。
さらに、会社四季報にも評価され、作者本人が投資セミナーで登壇も行っています。インベスターZ は「投資の教科書」も呼べるクオリティとなっています。ぜひ皆様の「投資の教科書」にインベスターH、、Z を加えてみてはいかがでしょうか。

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