インベスターHこと、ひーちゃんです。
Apple ショックが再び起こりました。先日にApple が売上高を下方修正したことが起因で、AAPL は10% 超下がり、米国株市場も大きく下がることとなりました。
そしてその翌日には、下落した株価が反発しています。週末を迎える前に安堵した投資家多いでしょう。
2019年の頭からボラティリティの高い米国株市場を見る結果となったことから、やはり今も市場への参加は、細心の注意が必要です。
Apple ショック再び
Apple が2日に売上高を下方修正しました。そのことがアジア株市場、米国株市場を大きく揺さぶりました。中国でのiPhone の販売不振が明らかになっており、Apple に部品や部材を供給するアジア企業の業績が期待できないとの懸念が広がっているのです。
また、Apple が主力商品になり得ると自信を持って発表していた最新機種「iPhone XR」が中国市場で想定ほど売れなかったことも原因の一つとなっています。

Apple はスマートフォンを次のフェーズへ導くと期待されていました。しかし、スマートフォンは元々ガラケーより高価であり、多くの人のイメージは「近年やっと汎用製品化された」という感じでしょう。
以前、Apple がiPhone の販売台数提示をしなくなることについても賛同しました。しかし、それは高価格帯のiPhone が売れるという前提条件付きです。高価格帯のiPhone が売れるのであれば、一つ指数が無くなっても影響はないと考えました。
さらに好決算であれば何ら問題はないでしょう。
今回の一番の問題となるのは売上高を下方修正している点にあります。こうなると話は変わってきます。これは好決算が見込めないということになります。つまり、Apple の魅力である綺麗な好決算を期待することができないのです。
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影響力はどれくらい
Apple ショックの影響力はすさまじく、日本株市場で村田製作所や太陽誘電などが、昨年末比1割以上下落した他に、ハイテク株比率の高い台湾株や韓国株も続落する結果となりました。また、Apple 関連株が下げを主導し、日経平均株価は昨年末の終値に比べて一時700円超下落しました。

さらに台湾市場では、台湾積体電路製造が前日比4%安と、約1年半ぶりの安値を更新しています。鴻海精密工業や大立光電なども売られ、韓国市場でもSamsung などのハイテク株が大きく下落しました。
2018年のApple は一時期「時価総額」が1兆ドルを超え、世界で最も大きな時価総額を持つ企業でした。しかし、一時的な期間での出来事であり、2019年の今、その姿はありません。
買付時期に見えるが
一見、Apple を含め色んな銘柄がお買い得セールに見えます。もちろん数値的な根拠から買い付けを検討できる銘柄は多いと思います。しかし、意識するべきところはどこが直近のエントリーポイントとして良いかという点です。
2018年と比べた際にはお買い得かもしれませんが、それは2018年と比べた際の話です。根拠としては2018年と比べるだけでは不十分です。もっと本質的な企業として何をどれくらい期待できるのかなどを明確にしておきましょう。

また、世界景気はどこまで減速するのかという点も注意すべきでしょう。
企業業績への影響はどの程度出てくるのか、それを見極めるまで、株式市場に強気は戻りそうにありません。今は様子見を続けようと思います。

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