インベスターHこと、ひーちゃんです。
以前の記事に引き続きウォーレン・バフェットさんの生き方について記事にしています。
ビル・ゲイツさんは、バフェットさんの手帳の予定が真っ白なのを見て「なんてこった私は今までどれだけ時間を無駄にしてきたのだ」と驚き、意味のないことに関わらない大切さを知ったと言われています。
それだけバフェットさんの生き方は洗練されておりシンプルなのです。
時間を大切にする
バフェットさんは時間をすごく大切にしています。そんなバフェットさんはこのように語ります。「やる必要のない仕事を上手にやったところで意味がない」
バフェットさんの会長を務めるバークシャー・ハサウェイは、非常にスピーディーな組織です。弁護士や人事担当者、警備員等は一人も存在しません。
1980年代、社員わずか11名の同社を訪ねた投資銀行員は、同行した企業売却を希望する顧客とバフェットさんの交渉に、強烈な印象を受けました。バフェットさんは簡易な挨拶をした後、すぐに本題に入るように促したのです。

バフェットさんは事前に資料受け取っており、顧客との質疑の後、いくつかの条件をつけてすぐに金額を提示します。
通常は一度会っただけでは具体的な交渉に入ることができません。しかし、バフェットさんは駆け引きをしたり誰かが交渉したりするのは好みませんでした。
そのため、シンプルに自分の意思を示し結論を出すのです。
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やる必要のない事はやらない
以前にも自分ルールと言う記事でバフェットさんの投資ルールを紹介しました。バフェットさんの投資ルールは、非常にシンプルであり洗練されています。それは「やる必要のない仕事は上手にやったところで意味がない」というバフェットさんの考えに基づいた投資ルールだったのです。
バフェットさんはさしたる意味を持たないことをうまくやっても意味がないことを良くわかっていました。やる価値が「有ること」と「無いこと」を明確に分けるのがバフェットさんの時間節約術なのです。
私たちも仕事の中で悩む必要のないことをたくさん考えることがあります。しかし本当にやるべきことを考え、時間をかけるべきところに時間をかけるということが意思決定の質を高め、つまらないことをやらなくていい勇気が培われるのです。
「チャンスが巡ってきたときだけ、行動すると良い」これがバフェットさんの1番大切にしている行動基準なのです。

また著書「ウォーレン・バフェット 成功の銘語録 世界が尊敬する実業家、103の言葉」には、このように記載されています。
[ バフェットさんの言葉 ]自分の得意な球が来るまで待てばいいのだとバフェットさんは語ります。市場が弱気になり多くの人が株の購入を見合わせるようになった時が買いごろなのです。そこはバフェットさんにとって絶好球がたくさん存在しているためです。
投資の世界には見送りの三振がありません。投資家は、バットを持ってバッターボックスに立ちます。
すると、市場と言う名のピッチャーがボールをど真ん中に投げ込んできます。
例えば、ゼネラルモーターズの株を47ドルでどうだと言う感じで投げてくるのです。
もし47ドルで買う決心がつかなければ、そのチャンスを見送ります。
野球であれば、ここで審判がストライクといますが、投資の世界では誰も何も言いません。
投資家がストライクを取られるのは空振りした時だけなのです。
(出典:ウォーレン・バフェット 成功の銘語録 世界が尊敬する実業家、103の言葉)
投資家たるもの倹約家であれ
バフェットさんは、倹約家としてもよく知られています。バフェットさんがソロモンブラザーズの会長に就任して最も驚いたのは、その贅沢な食生活でした。
幹部社員には専用の食堂があり、厨房には総料理長の下、パンやソースなどを担当する各料理長がいて、食べたいモノは特上のステーキから日本食まで、何でも注文できるような仕組みになっていました。
贅沢なのは料理だけではありません。地下には理髪店があり、靴を無料で磨いてくれる人もいたというのです。

バフェットさんにとって、これは非日常的なことでしたが、ウォール街にとっては当たり前です。
バフェットさんは散髪する時でさえそのお金を投資に回したい程の倹約家であり、このウォール街のようなやり方には賛同できませんでした。
結果、他の幹部たちが分厚いステーキを頬張るのを横手にしても、自身のポリシーを貫きハムサンドイッチを食べながら、コカコーラを飲む日々を過ごしたのです。
一般的には「ダサい」、「ケチ臭い」と思われる金銭感覚かもしれませんが、バフェットさんにとってはこのような行動一つ一つが投資をするための資金を得る方法であり、バフェットさんが巨額の富を築けた理由とも言えるでしょう。
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