当ブログを読んで下さっている方々は度々登場する「株式投資の神様」であるウォーレン・バフェットさんをご存知だと思います。
バフェットさんについては、いろんな逸話があるためどんなに語っても語りきれません。しかし、どのエピソードにも私達個人投資家として学びたい内容がたくさん含まれています。
今回は、バフェットさんが考える人生観と、その時間管理と優先順位の付け方に着目してみたいと思います。

優先順位は人それぞれ違う
バフェットさん一時期を除いてずっとオマハに住み続けています。オマハはアメリカ東部の約40万人程の畜産・農業が盛んな街で、バフェットさんは生まれも育ちもオマハにずっと住み続けています。
バークシャー・ハサウェイの本社もこのオハマにあり、バフェットさんはオハマを中心とした生活をしています。
普通の証券マンは金融の中心地であるニューヨークに住みたがりますが、バフェットさんにとって場所に価値などありません。バフェットさんにとって大事なのは「自分が好きな仕事だけに集中する環境である」ことにあります。
そのためオハマ(ネブラスカ州)が、金融の中心地であるニューヨークから約1,850キロも離れていて、飛行機で移動するとしても2時間半以上かかるとしても関係ありません。
バフェットさんには、最大の情報源である年次報告書をじっくり読むことのできる、「静かで集中して仕事ができる環境」と「好きな時好きなだけ時間を確保できること」が最優先事項なのです。
人にはそれぞれの優先順位が存在し、何を優先するかは他の誰かでもない自分自身が選択できるのです。
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本当に必要なことだけに時間を使う
バフェットさんがオマハで暮らす理由は時間を大切にしているからと言えます。そんなバフェットさんは物事を決断する際に必要としている時間はたったの「5分」だそうです。
バフェットさんにとって時間とはとても貴重なものです。いろいろな時間を節約していると言える行動があり、バフェットさんは庭の手入れなどもしていないというのです。
庭もそうですが、家も1957年に31,500ドルで購入して以来、半世紀以上もそこに住み続けています。それくらい時間に対する考え方がストイックなのです。
有名な話ですが、バフェットさんはMicrosoft のCEO ビル・ゲイツは昔からビジネスのやりとりは抜きにして、良い友好関係を築いています。
そんなバフェットさんはゲイツさんに最良のアドバイスを送っており、ゲイツさんの考え方が変わるきっかけにもなっています。それが次の言葉です。
「本当に重要なことだけを選んで、それ以外は上手に「ノー」と断ることも大切だよ」
この言葉には、バフェットさんの時間に対する考え方が表れています。バフェットさんと会った頃のゲイツさんは非常に多忙で、一日中色んな会議に出席し、みんなが帰ったに何万通も届いているメールを確認し、必要ならば長い返事を書いていました。
それから、先ほどの言葉によってバフェットさんの時間の考え方に共感し、それからは必要最低限の会議の出席し、メールチェックにもほとんど時間を使わなくなったと言います。
言葉もそうですが、そのアドバイスを送った当人バフェットさんの予定表が真っ白なのを見て、時間の使い方を改めたのです。
自分自身の人生
バフェットさんは必要なことに対し時間をさけるように、必要のないことに対し極力時間を使用していないことがわかります。それはバフェットさん自身が人間一人のできることの限界をよく理解し、その上で物事を判断し行動しているためです。
私達は自分自身のために生き、人生を謳歌するために生きています。決して他人のために生きているわけではなく、誰かのために自分自身が犠牲になる必要はありません。
そして、一部の人を除き仕事をするために生きているのでは無く、その人生を謳歌するために、楽しい生活をするために仕事をしているのです。
今回は「ウォーレン・バフェット 成功の名語録 世界が尊敬する実業家、103の言葉」を読んで色々新しくバフェットさんから学ぶことができたので、次の記事でもバフェットさんについて話をしていきたいと思います。

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