インベスターHこと、ひーちゃんです。
Apple は現在大きく株価を下げており、ハイテクセクターも同調して大きく下がっている銘柄が多いです。
今回のApple の株価が大きく下がっている理由の背景には、以前の記事にも記載した通り、複数の事象が組み合わさっていることが原因です。
この下げで損失を抱えることになった人も多くいると思いますが、今回のApple の下げに関しては気にしなくていいでしょう。
決算内容(個人的には問題ない)
Apple の株価が下がったのには大きく分けて、「決算内容」、「米国株市場」、「iPhone の販売不振」の3つが関係しています。これらをおさえて、Apple という銘柄が今回下がっているのがあまりに極端な状況にあるということを把握しましょう。
一つ目の「決算内容」というのは、個人的には問題の眼中にないのですが客観的な意見として、持ち出されているケースが多いため、決算内容にも触れておきます。
Apple の第4四半期の決算内容は、過去最高を記録しており、売上・利益ともに好調でした。しかし、一部がアナリスト予想を下回っており、それが決算内容は好調でなかった理由にされています。
これも以前記事にしていますが、アナリスト予想というのはあくまで一つの参考情報であり、それによって株価がここまで大きくされるというのに私は納得がいきません。
勝手に予想して、勝手に外して、勝手に評論して、これってやりたい放題ですよ。。。しかも結果論で物事をどうのこうの言えるなんて、そんなの誰にだってできます。後出しじゃんけんすれば、勝てるに決まっているでしょう?ごほん、、失礼しました。。
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米国株市場暴落に追従
2つ目の「米国株市場」についてです。2018年10月頃に米国株市場が大きく下がりました。これは長期金利の上昇が起因となっています。
投資家が株式ではなく、国債を保有する方が有益だと感じる金利になっている場合、基本的に株式は売られる傾向にあります。
10月にも長期金利が急騰し、株式市場が大きく下がることになりました。それに伴い、Apple に関わらずほとんどの米国株の株価が下がっているのです。
iPhone 販売不振
iPhone が販売不振ということが、様々なメディアで取り上げられていました。さらにApple が「販売台数そのものが財務上の数値としての意味を失っていること、製品カテゴリーにおける製品の種類は年々多様化していることを考えると、台数ベースの売上数値は重要性を失っている」ことからApple は販売台数の提示をやめると発表しています。
これによって、Apple は販売台数を伸ばすのは諦めている、Apple は情報を隠すことによって変に売られることを避けようとしていると言われています。
しかし、販売台数は一つの基準であってそれが決算の中の一つの要素であることをまるで忘れてしまって、販売台数というのが決算内容そのものと言わんばかりの考え方はどうなのでしょうか。
それが極端に感じられるようになったからApple はリスクを承知で次回から販売台数を出すことを辞めるのではないでしょうか。
アナリストらは大げさすぎるリアクションをすることがどれだけ投資家心理を乱しているかを考えて欲しいものです。
好決算が全てを語る
何度も言っているかもしれませんが、Apple の決算内容は好決算だったと判断できます。それは販売台数等というの1つのファクターだけを見るのではなく、売上・利益をみましょう。
収入は629 億ドルで、アナリストの予測615.7 億ドルを上回っています。また1株当たりの利益2.91 ドルも2.78 ドルを超えており、前年比収入で20% 増となっています。
これを好決算と言わず、何を好決算というのでしょうか。
企業(株式会社)とは、利益を追求して株主に還元するというものです。それ以上でもそれ以下でもありません。
それ以外にさまざま指標を使用しているのは、あくまで参考情報です。その一つの指標に極端に反応していては企業の本質的に価値に気が付くことはできないでしょう。
常に本質を見抜くことに注力しましょう。
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