インベスターHこと、ひーちゃんです。
アナリスト予想というのは、あくまで参考情報であるということを皆様は理解をしているでしょうか。
そのことを理解しないで、アナリストの予想が全て「正」と考えるのは株式投資では危険な考え方です。参考情報にするにしても、まずはアナリストが予想を行うのか、その目的を知りましょう。
そして、その予想をどのように行っていることを知りましょう。それから初めて参考情報としてどれほどの価値があるかを見極めましょう。
あくまで参考情報
アナリストが予想して発信している情報はあくまで「参考情報」であり、それは自身の投資判断より優先順位が上にくるのは間違っています。自分の投資判断は、合っている・間違っているにせよ、精度は分析をするたびに上がり、間違っていても常に軌道修正をして精度が向上していきます。また、アナリストより分野によっては特化した分析ができる可能性もあります。
アナリスト予想は、私達個人投資家と目的が全く異なります。
私達個人投資家は、あくまで「儲け」を追求しており、アナリストは「顧客囲い込み」が目的です。
その目的の違いが、株式投資をする上でどのように影響するかは言わずと知れたことでしょう。
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アナリスト予想の半分は当っている
アナリスト予想というのは半分当たっています。相場は上がるか下がるかその2つしか存在しない時点で、確率的にはアナリストの予想は50:50 の確立で当たっていることになります。
そして、予想が当たったアナリストの話をクローズアップすれば、「予想が当たるアナリスト」の誕生です。
しかし、アナリスト予想が当たっているのであれば、そのアナリスト達が莫大な資産を築いているのではないでしょうか。
では、現実はどうしょうか。
「ドル」はまだ消えてませんよ。
ほとんどのアナリストはどこかしらの企業に属しており、通勤で満員電車に揺らされているのではないでしょうか。
仮に予想が当たりまくっているならば、そのアナリストはまずは自身の資産を築き、企業勤めをやめると思います。
そして、莫大な資産を築いた後に雑誌やネットの無料情報発信でなく、有料のメルマガや書籍等で情報発信を行い、その予想ノウハウをビジネスにするのではないでしょうか。少なくても私だったらそうすると思います。
アナリストもタダの人間
逆説的に極論を言ってしまえば、雑誌やネットに転がっているアナリスト予想というのは、当たらないアナリストの予想ということになります。良い大学を出て、物凄く勉強をされて、物凄い量の資料を読んだとしても失礼かもしれませんが「人間」です。
主観的に物事を見ることはありますし、ミスもします。もちろん私達一般の個人投資家より精度が高い予想をすることはできるかもしれませんが、個人投資家の私達がそれを真に受けて予想が外れた時、アナリストのせいにはできません。
アナリスト予想が外れて、「ちぇっ、私の投資判断が正しかったじゃん!」と売り急いだ投資判断は、自分が招いたものであり、自分が出した損失です。
常に当ブログを通して発信していますが、「株式投資は自己責任」であることを忘れないようにしましょう。

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