インベスターHこと、ひーちゃんです。
日本はアメリカに比べて株式等に対するイメージが悪いと感じます。
様々な理由があると思いますが、自分自身で判断して投資をしているケースというのが少なく、また貯金こそ正義というような文化があるためでしょう。
それを紐解き、株式投資の考え方を一新させる必要があります。それもブログを通して株式投資について発信している私たちの役割です。
日本の現状
なぜアメリカに比べて日本では株式投資が普及していないのか。それは、日本で投資信託を購入した後の満足度が低いためです。
日本で投資信託を購入した約80%の人が証券会社、銀行の店頭で購入していると言われています。
投資家本人が自身の考えなどに基づいて、商品を選択しているわけではなく、証券マンのセールストークで購入をしているケースが多いのです。
投資は自己責任
株式投資で最も基本的なことですが、「投資の世界は全てが自己責任」です。
仮に友人に勧められた、雑誌で勧めていた、ブログで勧めていたとしても、最後には自身で判断をして株式を買い付けるという選択をして購入をしています。
それが理解できてないから、損失が出た時などには自分で考えてないことと証券マンのセールストークのせいで損失を出してしまったと思うのです。
つまり、投資信託の8割程度の投資家本人自らが商品にメリット・デメリットを考え、選択し、投資するというプロセスが十分ではないために、満足度が低く、結果的に株式投資全体のイメージが悪くなっているのです。
このような日本の投資などに対するイメージを変えるには、投資家本人の金融リテラシーを向上させ、投資をしている意味を考え、投資そのものに存在するリスク・リターンを理解し、自身の選択によって投資をするというプロセスなのです。
こうすることで、投資家自身が自分の失敗を糧に成長するために、「今度こそは成功しよう」と再度チャレンジするサイクルが生まれてくるのではないでしょうか。
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己に打ち勝つ
高値で買って底値で売ってしまう、いつか高値に戻るはず、損切したとたんに株価が反転上昇した、などという話は株式投資の中ではよくある話です。
しかし、これらは全部自分のメンタルが弱いというのが原因だということは実は気付きにくいのです。これらを何回も同じミスとして繰り返すのも株式投資ビギナーによくある失敗です。
みんなが注目をしている銘柄を見ると、ついその銘柄に手を出したくなるというのも「バンドワゴン効果」と呼びます。
これは1950年に、アメリカの理論経済学者ライベンシュタインさんが、「消費者需要理論におけるバンドワゴン効果、スノッブ効果、およびヴェブレン効果」の中で発表されています。意地のために高額商品を購入して満足し、見栄っ張りなお金持ちの心理を説明する概念を説明することも含まれています。
例えば、仕手株などの急騰時に投資家らが一体となり、市場全体に対して優越感を持ってしまうような状況も当てはまります。
このような自分のメンタルが弱いことに気が付かず「なぜなんだ、なぜ俺の時だけこんなことに」と思っている方はたくさんいると思います。
そのような方がまずすべきことは「自分ルール」をしっかりと定義することです。そうすることで自分のメンタルの弱さを逆手に取って、多くの失敗を成功するための糧として利用することができます。
自分ルールは絶対ではありません、これは己との勝負に勝ち、己を制し、己で株式投資を任すための知恵であり、相棒です。
ぜひ自分の失敗が上手く活用できてない人は自分ルールの定義に時間を割いてみましょう。
↑ ぜひ宜しければ応援お願いします☆
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