株式投資は時間が必要で、一度始めたら米国株の場合は寝る間も惜しんで、情報収集や投資している銘柄のチャートを見なくてはならないのかという質問を同僚からされました。
はっきり言ってそんな必要はありません。そんなことをしていたら日常生活に支障が出始めて、株式投資で生活を豊かにしようとしているのに、逆に自分を苦しめては元も子もありません。
情報収集に最低限必要な時間は1日15分です。それ以上の時間は、睡眠時間が十分に確保できている場合に限り、私生活に支障が出ない範囲で好きなだけ時間をかけて良いと思います。

大切な睡眠時間
睡眠時間は、日常生活を豊かにするために最も大切な時間です。
どんなに健康に良いものを食べても、どんなに運動をして体を鍛えても、睡眠時間を疎かにするだけですべてが台無しになるほど寝る時間は大事とされています。
睡眠が必要な理由は、言うまでもありませんが「心身の疲労を回復」させることにあります。
ちゃんと食べたのに、何となく疲れやすい集中力が続かない、ちゃんと運動したのにストレスを感じる、些細なことでイライラするといった症状もすべて睡眠時間が足りてないと引き起こされる症状です。
他にも睡眠時間と記憶の定着力は密接に関係します。
睡眠には、睡眠には覚醒時の体験を整理し、記憶として脳に定着させる働きがあります。
まとまった時間で睡眠のリズムを作ることは、不要な感情や体験を取り除き、記憶能力を十分に生かすことに繋がるのです。
このようなことからわざわざ時間を割いて、せっかくの楽しい一度きりの人生を無駄にしないください。無理することと頑張ることは別の行為です。株式投資は頑張る必要があるだけで、無理をする必要はありません。
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睡眠時間を大切にしよう
日本人の睡眠時間の短さは、世界的に見ても非常に目立ちます。
政府が働き方改革を進める中で、東京都墨田区のある企業はこうした状況を打破するために、その企業で勤める従業員を対象に、夜しっかり睡眠時間を確保した社員に報酬を付与するという思い切った福利厚生制度を打ち出しました。
オーダーメードのウエディングを手掛ける株式会社 CRAZY は、2018年10月から「睡眠報酬制度」を導入しています。
これは森山和彦社長によると、6時間以上の睡眠を1週間のうち5日以上取った社員を対象に、同社の食堂で利用出来るポイントを付与し、最大で年間6万4,000円相当の報酬を与えているそうです。
睡眠時間を計測するために、寝具メーカー「エアウィーヴ」の協力も得ており、社員自ら専用のスマホアプリで睡眠時間を測っています。
このような活動を通じて、日本企業がさらに従業員のことを思いやれるようになることを期待します。
時間は少なくても良い
タイトルにもある通り、時間がない場合、株式投資にかける時間は「15分程度」で十分です。
時間がないからといって株式投資をしない方が勿体ないです。それであれば時間が短くてもいいから少しずつ株式投資をすべきでしょう。
あくまで株式投資は生活を豊かにするためのツールの一つであり、それ自体によって体調が崩れたり、精神的に疲れたりしても意味がありません。それは先ほども言ったように、頑張っているのではなく無理をしているだけです。
無理するのではなく、頑張って隙間時間を見つけて1日15分を株式投資のために作ろうというくらいの気持ちで良いです。
15分もあれば主要株式投資情報サイトのTOP記事を確認できますし、Twitter などでさらっと情報収集もできます。
その情報収集によって、すぐにでも急いで銘柄を売却しなくてはならない状況というのは、起こる可能性は低いです。
短期売買によって利益を大きく出せるのは専業でやっている人々でも難しいのです。
それを専業でやってすらいない私達がやろうとしても、はっきり言って無駄です。それより、自分ルールの中で損切ポイントに達した場合のみ売却するというルールにしてしまい、ファンダメンタル分析での極端な短期売買は辞めてしまいましょう。
自身がその銘柄を選択するときに行った分析を元に情報収集に励み、その銘柄選択をした時の判断を揺るがすような情報が出た場合に銘柄を再分析し、投資対象として良いか再度ジャッジをするPDCA サイクルを回せばいいのです。
そうすることで、生活を豊かにするための株式投資を楽しみながら、しっかり睡眠時間を確保し、素晴らしい株式投資ライフを過ごせるでしょう。
↑ ぜひ宜しければ応援お願いします☆
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