インベスターＨこと、ひーちゃんです。

現代では、様々なものがインターネットと繋がっており、外出先から家のエアコンや照明等を簡単にリモート操作できるようになりました。

それだけでなく、自動車などの一見はインターネットが必要ないように見えるものも、インターネットに繋がる時代になっています。

ハイテクセクターの魅力である「将来性」は尽きることがありません。今回はセキュリティに関る部分でそれを解説しましょう。

  現代社会の進化

　皆様は「IoT」という言葉を聞いたことがありますか？

IoTというのは簡単に言うと、" 様々なものがインターネットに繋がるための仕組み " です。

IoT技術の進歩は凄まじく、現代ではスマートホームと呼ばれる家全体がインターネットで管理されている物件も少なくありません。

　今話題になっている、「Amazon Echo」などのスマートスピーカーもIoT機器です。

スマートスピーカーとLink Japan が出しているIoTリモコン「eRemote mini」を組み合わせれば1万円ちょっとでスマートホームの完成です。

家の家電などを声で操作、外出先や離れたところではスマホのアプリで操作することが可能です。また、アプリのタイマー機能を使用すれば人間が操作をしなくても自動で制御ができます。

正直、声での操作が必要なければeRemote mini だけで済むのでたったの 5,000 円でスマートホームが完成します。

このように、家の家電もスマート家電化が進んでおり、自動車までもがIoTとして数えられています。

時代はさらに便利になっていくことが予想できます。

  IoTは便利だが危険でもある

　IoTは便利である一方、ハッキングされる可能性などを鑑みると、危険でもあります。

仮にハッキングされた場合には、簡単に遠隔で操作されるリスクを常に許容していることになります。

しかし、開発をするエンジニアや、その通信を監視するエンジニアなど、様々なセキュリティエンジニアによって、そのリスクは下げられているのです。

私の生活が便利になりながらも、危険な状態に陥っていないのはセキュリティエンジニア達が日々、業務遂行に精を出しているからです。

セキュリティエンジニアにつながる話で、先日、ラスベガスで世界最大のハッカーの祭典「Defcon」が開催されました。


イベントに先立って、プライバシーを尊重する検索エンジンとして知られる「Qwant」でハッカー・イン・レジデンスとして活動するセキュリティエンジニアのGael Musquetさんが、テスラ車をハッキングするための特訓コースを開催しています。

Sponsored Link

  自動車のハッキング

　テスラ社製自動車のハッキングを見せるMusquet さんは開催にあたって、以下のように述べています。
今回のDefconで ハッキングデモを見せてくれた内容は以下になります。

1. Bluetooth対応の「カーキー」をハッキング
2. テスラ専用のモバイルアプリ（iOS版かAndroid版）をハッキング
3. 車両にワイヤレス（WiFi 等）で接続し、テスラの管理サーバにアクセス

※ もちろん、どれについても " 違反行為 " ですので、真似はしないでくださいね。（真似しようとしてもできないと思いますが、念のために。）

まさかドラマや映画で行われていた自動車へのハッキングが、こんなにも早く実現すると思ったでしょうか。

  現代からIT技術は無くならない

　先ほど話に出た「セキュリティエンジニア」と呼ばれる特殊技能を有する者たちは数少なく、世界・日本で供給不足になっています。

経済産業省が出しているデータでは、2020年の東京五輪までに日本全体でセキュリティの専門性を持った人材が、20万人不足するという調査結果が出ています。　

そのエンジニア達の供給も不十分な状態で、満足のいくIT技術の提供は全くできていない現状を知っていると、「IT技術が枯れてきている」「そろそろ廃れるのでは」という情報はデモであり、根拠がないと言えます。

今後もさらにIT技術は進化し、全てのものがIoT機器となる時代が来ます。

来たる時代に向けて私たち投資家は未来を見据え、本質を見極めた上で株式投資を続けていきましょう。


↑ ぜひ宜しければ応援お願いします☆
Sponsored Link