インベスターHこと、ひーちゃん(@us_investor_h)です。

惜しまれつつも引退した、野球のイチロー選手。芸能界に突如現れ今も人気の高い武井壮さん。イチロー選手の努力は年齢と活躍を見れば一目瞭然です。武井さんは芸能界で絶対に成功するために7年間しゃべりの修行をしたといいます。

しかし、この方たちに限らず成功者たちは、私たちには到底真似することができず、決して人には見せない影の努力があるように思います。Apple 創業者のスティーブ・ジョブズさんが見えもしない回路基板のチップでさえ、きれいに並べろと言っていたというのも有名な話です。

この努力が実ったのか一時低迷した時価総額は再び1兆ドルへと舞い戻りました。今回は現CEO のティム・クックさんの狙いを見ていきましょう。

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  ティム・クック

 間違いなく天才であったジョブズさんと比べてしまえば、クックさんは普通の人に見えてしまうかもしれませんが、実際には私たちの手が届くことのないカリスマ性を持っています。そればかりか、ジョブズさんにはなかった、組織力を向上させる能力を持っており、非常にバランスの優れた天才的な経営者です。

ジョブズさんの後継者というプレッシャーを受けながらも世界的大企業のかじ取りをしっかりしていることからもそれが伺えます。

また、CEO 就任後、ゲイであることをカミングアウトし、アメリカにおける多様性やリベラルの象徴的な存在となりました。現在では独自のリーダーシップとマネジメントを発揮しApple を発展させています。

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  ティム・クックの狙い

 時価総額が1兆ドルに舞い戻った理由の一つにiPad の売上が大きく伸びたことにあります。iPad は49億ドルの売上を記録し、前年比22%増で、過去6年間で最大の伸びでした。

クックさんは狙いを定めた戦略をとったことでiPad の売上を急増させたのです。今回のターゲットは大口顧客です。中でも航空会社をターゲットにしたようです。450の航空会社のコクピットでiPad が使われており、それに伴い航空会社がデバイスをiOS に換え、客室にも配置する事で顧客が体験することができ、結果として顧客が広がったというわけです。

また、AT&T との提供を拡大したことを強調しており、AT&T の助けを借りてより多くの企業にアプリ、サービス、デバイスを販売することを狙います。


  サービス会社化しても大剛

 先日行われた異例となる新ハードウェアの発表なしでサービス中心だった発表会。クックさんの戦略と新サービスの後押しもありiPad の売上が伸びたのだと思います。

今回の発表でハードウェア会社からサービス会社にメタモルフォーゼしたような印象を受けます。しかし、Apple のサービス会社化に世界的企業の四天王であるGoogle が黙っているでしょうか。ところが黙るも何もGoogle は身動きが取れないのです。

Apple の新サービスではApple Card 、Apple News Plus 、Apple TV+が開始されますが、Google が類似サービスを提供するのは難しいようです。

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 というのもGoogle の検索・広告ビジネスに金融系のクライアントが占める割合が大きく、自社で競合するクレジットカードのようなサービスを大々的に宣伝するのは難しいです。

また、ニュース会社とは著作権関連で揉めていることもあり、有料ニュースサービスを始めたとしても、ニュース会社から見ると顧客の入り口がGoogle であるため、提供する会社が極めて少ないことが予想されます。続いて、Apple TV+に類似するサービスもクライアントやコンテンツ提供者の問題からグーグルがサービスを開始するのは難しいです。

世界シェアで見ればAndroid は80%を占めていますが、今回のようなサービス面をApple が突いたのは非常に良い戦略で、Androidに勝つ唯一の方法でしょう。サービス面ではiOS が有利な状況が続くのではないでしょうか



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