インベスターHこと、ひーちゃん(@us_investor_h)です。

昔の戦隊ものの中で巨大化した敵に対抗するため、ロボットを合体させ大きな姿と力を手にする姿は少年であれば心躍ったはずです。

そんな大きな力を手に入れられる合体(合併)を米携帯電話大手T モバイルUS によるスプリントの買収で実現しようとしています。

しかし、米司法省反トラスト部門は疑念を示し陰りが出ています。双方の意見を見ていきましょう。

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  T モバイルによるスプリント買収

 T モバイルはスプリントを260億ドルで買収する計画です。2017年にはケーブルテレビ会社Layer 3 TV を買収し、18年には独自のテレビサービスを開始しました。

さらに値下げを効率的に行い、ライバルからシェアを奪うことに成功しています。

一方のスプリントはソフトバンクグループが過半を保有しており、T モバイルと歩調を合わせるため値下げしていますが、キャッシュも契約者も失い続けています。

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債務負担も拡大しており、自力での事業運営に苦戦しています。さらに、合併の可能性が低いと報道された際は6%超下落しています。

しかし、これにはT モバイルのレジャーCEO はツイッターで報道は真実ではないと発言しました。
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  T モバイルとスプリントの意見

 T モバイルとスプリントは2014年にも合併を試みましたが断念しました。今回再び合併を試みたことには通信業界の変化を主張しています。

直近の通信業界の変化には、以下のような通信インフラとメディアの融合などがあります。
  • 超高速の5G ネットワークの開発
  • スプリントの自力での事業運営に苦戦
  • AT & T によるタイム・ワーナー買収
この変化や、現在の司法省反トラスト部門のトップ、マカン・デルラヒムさんが歴代のトップより買収について寛大な見方を示すとにらみ合併に向けて動きました。

また、買収が完了すれば顧客数1億2700万人の通信事業者が誕生し、現在のナンバー1・2のベライゾン・コミュニケーションズとAT & T と肩を並べられるとしています。

  司法省反トラストの意見

 しかし、司法省反トラスト部門は合併が市場に与える影響について疑念を抱きます。買収計画の承認がどうなるかはまだ決定していませんが、いくつかの意見を出しています。

まず、消費者の利益になることを示す証拠を示すよう両社に求めています。そして、スプリントが単独企業としてどの程度の困難なのか把握したいと考えています。

また、両社の無線ネットワークの統合計画、5G のネットワーク構築に向けた合併の利点とT モバイルの値下げが合併後も継続できるのかなどについてより多くの情報を求めています。

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 また、ライバルのコムキャストとチャーター・コミュニケーションズはワイヤレスプランとストリーミングビデオコンテンツを組み合わせたサービスを提供するなど能力を高めています。

このような動きからT モバイルとスプリントは自社のネットワークに投資し強化しなければなりませんが、合併すればさらなる投資が可能になり、さらに規模が拡大します。

言うならば、合併すればAT & T のような組み合わせサービスを提供する企業にとっても、手ごわい競争相手になれると主張します。巨大化した敵を倒す方法は合体し、力をつけるのも一つの手法なんです。


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