インベスターHこと、ひーちゃん(@us_investor_h)です。

最近ではAmazon を利用していない人の方が少ないのでは?と思うくらい日常的に耳にする世界的なサービスとなりました。

私自身も大変お世話になっており、もはや生きるために必要な「空気」のようなものだと思っています。

そんなAmazon は資金力が高いため返品も無料と太っ腹な面が多々あります。便利なAmazon は米国でさらに返品が簡単になっていたようです。

amazondkodhkreldp

  Kohl's で返品

 Kohl's (コールズ)を皆さんはご存知でしょうか。Kohl's は1962年マックス・コールさんによって設立された米国最大の百貨店です。リーズナブルな価格が魅力の衣服や靴、アクセサリー、家庭用品を販売しています。

特徴としてはウォルマートなどのディスカウントストアと競合せず、差別化が可能な商品構成で、日本ではジュニア百貨店と称させています。

そんなKohl's はAmazon と特別な契約を結び、Amazon で購入した商品の返品を受け付けるようになっています。米国のAmazon ではあらゆる商品を玄関まで届けてもらえても、商品が使えなかった場合Amazon の箱に詰めなおす必要がありました。

lp-amazon-lp-20171021-store

 さらに、その箱を近所のFedEx (フェデックス)かUPS などの配送センターに持って行かなければならず、返品に手間がかかり非常に面倒でした。

それがAmazon とKohl's は2年前に特別な契約を結んだことで、全米の100ヵ所のKohl's 店舗で返品を受け付けられるようになり、4月23日にはこのプログラムを全米1,150店舗に拡大させています。

先月にKohl's とAmazon はKohl's の200店舗でAmazon 商品を取り扱うことを発表したばかりです。一部の店舗ではすでにAmazon Smart Home の展示などもしていました。

Sponsored Link


  Kohl's で返品のメリット

 自らの足で出向くことは一緒ですが、このプログラムで何が良くなったのでしょうか。

Kohl's 店舗で返品するメリットは簡単にまとめる以下の3点だと言えます。

  • 無料
  • 返品理由を聞かれない
  • Amazon の箱に入れなおす必要がない

amazon kohls

 面倒な箱詰めを店員がすべて引き受けてくれます。箱に入れる必要もないですし、返品の理由を聞かれることもありません。そして無料であります。

Kohl's にとってもこの作業を受け付けることにメリットがあります。それはAmazon 商品の返品にやってきた客が店の名前を覚えることや、他のAmazon 商品を購入するかもしれないという期待です。

実際、テストが行われた店舗では来客数が増え、売上も上がっております。このような恩恵を受けることが出来るのであれば、返品受付作業に関してはあまりデメリットにはならないのでしょう。


  屈辱的だが…。

 本来であればAmazon 商品の返品を店内で受け付けるのは、チェーンストアにとって屈辱的だと考えることもできます。

しかし、EC の発展が進む中そんなことも言っていられません。従来であれば店舗数を増やすことで売上も成長していきましたが、現在ではそもそもお客がお店にやって来ないのです。

EC サイトでお買い物をするユーザと言うのは年々増えており、発展途上国でもインターネットの普及によってその傾向は顕著に表れています。

ap_110124040251_wide-630a2c74b73c7812188ef538a2d0dbf33524fa30-s800-c85

 そのため店舗数を増やすだけでは意味が無くなってきているのです。いえ、むしろ大量閉鎖に追い込まれる可能性があります。店舗を構えるということは、それだけでお金がかかります。

土地代はもちろんのこと、在庫を切らさないように運搬費は常にかかり、陳列やお客様対応、お金の管理など莫大な人件費がかかります。

そのため今回の返品を受け付けるようにするという戦略は屈辱的な一面もありますが、プライドより売上です。Kohl's は来客数・売上ともに増えています。win-win な関係を気付き上げた両社が合併、いや「Amazon がKohl's を買収する」なんてこともあるかもしれませんね。



↑ ぜひ宜しければ米株村での応援をお願いします☆
Sponsored Link