インベスターHこと、ひーちゃん(@us_investor_h)です。

証券アナリストは、証券会社や銀行などの金融機関や投資顧問会社などに所属し、様々な情報を調査・分析することで株価の評価や金融の将来予測を行うスペシャリスト言われています。

しかし、その将来予測を全部鵜呑みにして痛い目に遭うこともあるということを理解する必要があります。つまり、あくまで参考情報にとどめるのが良いということです。

そのことを理解せず、証券アナリストの予想が全て「正」と考えるのは危険であり、証券アナリストもそのように捉えられてしまうと困ります。それに全部の予測が的中するならば、証券アナリストは莫大な資産を築いているのではないでしょうか?

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  証券アナリストとは

 まず、証券アナリストの業務とはどんなものがあるのでしょうか。証券アナリストとは、基本的に証券会社や銀行などの金融機関や投資顧問会社などに所属しています。

そして、企業の増資や収益、経営状態等から政治情勢や新製品開発の動向まで、様々な情報を調査・分析し、株価の評価や金融の将来予測を行っています。

これには深い専門知識と高い職業倫理感を身に着け、金融・資本市場のプロとして知見を有するからこそできる業務であると言えます。

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 しかし、ここで勘違いしてはならないのが証券アナリストはあくまで株価が上がるが下がるかの”予測”や金融の将来”予想”をしているという点です。

つまり、発信している情報は確定した情報だけでなく、中にはあくまで「参考情報」であるものが含まれています。

そのことを理解せずに「証券アナリストがそう話をしていたから」と言う理由だけで、銘柄を選択するというのは安易すぎです。投資判断は自分で決断するものであり、必ず自分に損益が返ってくるものなのです。
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  株式投資の基本中の基本

 これは何度も本ブログでも伝えてきたことですが、株式投資での損益は「全て自己責任」であり判断をした自分に全ての責任があります。

証券アナリストの予測だけを信じ切り、取引をしたときに損失を出してもそれは取引をした自身の判断が間違っていたということは忘れないでください。

そして、自分の投資判断が結果的に合っていた・間違っていたにせよ、結果を受け入れ次回に繋げるというプロセスを経験しないと、株式投資の世界では成功できないとも言えます。

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 ここで大切なのは、間違っていても常に軌道修正をして精度を向上させることが出来る点です。変な言い方をするならばアナリスト予想というのは、私達個人投資家と目的が全く異なります。

私達個人投資家は、あくまで「自身の儲け」を追求しており、証券アナリストは「所属企業の儲け」を追求しているのです。

その目的の違いが、株式投資をする上でどのように影響するかは言わずと知れたことでしょう。


  予想の的中率は50%

 証券アナリスト予想というのは半分当たっているとも言えます。それは相場が上がるか下がるかの2つしか存在しない時点で、確率的には証券アナリストの予想は50%の確立で当たっていることになります。

そして、予測が当たった証券アナリストの話をクローズアップすれば「予測が当たるアナリスト」の誕生ですが、疑問には思いませんか?

本当に予測が当たり続ける証券アナリストがいるのであれば、彼は莫大な資産を築いているのではないでしょうか。しかし、現実はいかがでしょう。

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10年経ちましたが「ドル」は消えていませんよ。

 証券アナリストは、基本的にどこかしらの企業に属しており、通勤で満員電車に揺られ、私達とほとんど変わらない生活をしているはずです。

予測が当たっているならば、証券アナリストは自身の資産を築き、企業勤めをやめると思いませんか?

そして、莫大な資産を築いた後に有料のメルマガや書籍等で情報発信を行い、予測ノウハウをビジネス化するのではないでしょうか。少なくても私だったらそうすると思います。


  証券アナリストも人の子

 逆説的に極論を言ってしまえば、簡単に手に入る雑誌やネットのアナリスト予想というのは、当たらないアナリストの予想ということになります。

良い大学を出て、物凄く勉強をされて物凄い量の資料を読んだとしても、失礼を承知で言います。彼らは残念ながら私達と同じ「人の子」なのです。

主観的に物事を見ることはありますし、ミスをすることだってあります。

 もちろん一般的な個人投資家より精度が高い予測をすることはできると思います。しかし、個人投資家の私達がそれを真に受けて予測が外れたとしても証券アナリストのせいにはできません。

もう一度伝えますが「株式投資は自己責任」です。アナリスト予測が外れて、「俺の投資判断が正しかったのに!」と売り急いだ投資判断は常に自身が招いたものであり、自身が判断して出した損失なのです。

このことを理解し、常に様々な情報を元に自身で考え抜き、投資判断できるようになって欲しいと思います。


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