インベスターHこと、ひーちゃん(@us_investor_h)です。

先日ボーイングの新鋭機「737MAX」が墜落しました。これを受け世界各地で同型機の運行停止が行われています。

すべての737MAX を運航停止にした場合、負担額は10〜50億ドルになりそうです。

しかし、この出来事があってもボーイングの株価が暴落することはありませんでした。ではなぜ急落しなかったのか、ボーイングは買いなのか、早速見ていきましょう。

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  急落しなかった理由

 今回の墜落事故を受け運航停止になってもボーイングの株価が急落しなかった理由は、結論から言うと「昨年の売上高が1010億ドルと過去最高の業績を記録した」ためです。

そのため、ボーイングには今回の負担を受けきる体力があると見られています。

そして、2013年に787ドリームライナーのバッテリー出火の問題が起きても生産が続いたことも一因しています。

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 また、アナリスト予想でも長期的なビジネスに限定的な影響しか及ぼさないと述べています。

飛行機の発注というのは長期間に渡り契約に基づいているため、メーカーを変更することは簡単ではないためです。むしろ事故に伴うボラティリティ(株価の変動)は買いのチャンスと言っても過言ではありません。

そのため、今回も発注分については何事もなかったように予定通り生産される可能性が高く、ボーイングの企業規模を考えれば、企業影響は最小限に留まる可能性が高いでしょう。


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  不安材料

 とはいえ、不安材料がないわけではありません。墜落のニュースを受け、投資家はボーイングの株価が急落すると予想していますが、株価には影響は出ませんでした。

しかし、ボーイング単体に影響がなくても世界経済に影響が出る可能性はあるかもしれません。というのも、今回の事故で対応が早かったのが中国です。

実は、中国は飛んでいる737MAX 350機の内5分の1の70機を受領する最も大きなマーケットです。

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 今回の犠牲者を国籍別でみるとケニア32人、エチオピア9人、中国は8人と3番目に多いです。しかも80〜90年代の若い世代です。

また「一帯一路」政策により、アフリカへの開発支援を行っており、技術者だけでなく大量の出稼ぎ者も送り出しているため、事故への関心が高いのです。

米中貿易摩擦の最中、米国を代表する輸出製造業のボーイングがよりによって中国の航空各社の火に油を注ぐ形となってしまいました。これ以上大爆発が起きないことを願うのみです。


  買いのチャンス

 今回の墜落事故でもボーイングの株価が急落することはありませんでした。むしろアナリストによっては事故のボラティリティは買いだと主張する者もいます。

私個人としても今回の買いと言われているチャンスをものにしようかと、ちょっとした調査を行いました。

まず、飛行機に乗ったときに墜落する確率について調べてみました。

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 すると驚くべき結果がわかりました。アメリカの国家安全運輸委員会の調査によると飛行機の墜落率と言うのは0.0009%しかないそうです。

日本人で例えると80年乗り続けて墜落事故に遭う確率は約0.02%です。それが737MAX は昨年10月29日にインドネシアで、2019年3月10日にはエチオピアで、5カ月の間に2度も墜落しているということを考えると…

確率で考えるとジャンボ宝くじより高い%ですが、それでもボーイングという会社を支える投資家は力強いです。本日も株価が下がり続けると思いきや上がっています。

結論、ボーイングのビジネスモデルや影響度合いから考えると今回の痛ましい事故による株価下落は買いという結果が言えます。ただし、今回の事故を喜ぶのは辞めてください。乗客乗員の方にお悔やみ申し上げましょう。



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