インベスターHこと、ひーちゃん(@us_investor_h)です。

皆さんは漫画を読むことはありますか。私は色んなマンガ読んだことがありますし、今も好きな漫画は購入して読むこともあれば、ネットカフェの漫画コーナーで読むこともあります。

その中でも小学生くらいの時から好きだったのは「ワンピース」です。個人的には日本を代表する漫画であるといっても過言ではありません。

しかし、実は最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズのギネス記録も持っている「ワンピース」でさえ、最初は否定されていました。

しかも、ジャンプの連載を3回も見送られています。その判断を下したのは伝説のジャンプ編集者と呼ばれる、鳥嶋和彦さんです。投資に関係ないような話ですが、実は株式投資をやっている私たちにとっても学びのある内容となっています。

yattemaitai

  伝説の編集者

 伝説の編集者と呼ばれる鳥嶋さんは、小説の編集がしたくて集英社に入社しましたが、配属はジャンプ編集部だったと話します。

鳥嶋さんは漫画と無縁の生活を送っていたため、研究のために漫画の神様手塚治虫さんや数々の名作を生み出してきた ちばてつやさんの名作を教材を読み始めます。

そして配属されてから3年目に差し掛かり、新人漫画賞の落選原稿の山から無名の新人である鳥山明さんを発掘し、「ドクタースランプ」をヒットさせました。

dragonball01-1

 続いても鳥山さんと組んだ「ドラゴンボール」は世界規模のメガヒットを果たしました。

その後も桂正和さんと「電影少女」を世に送り出したり、ゲーム界の主要人物をつなぎ「ドラゴンクエスト」の誕生に一役買ったりと漫画の枠を超えた活躍をしました。

鳥嶋さんは小説の編集がしたいと配属されたジャンプ編集部でも努力の末に様々な成果を残していったのです。

Sponsored Link

  ジャンプ発行部数減少

 1994年末に653万部というギネス記録の発行部数がありました。「幽遊白書」、「ドラゴンボール」、「スラムダンク」など人気作品が次々に終了し翌年に618万部、また翌年には450万部と発行部数が急落しています。

その立て直しのために呼び戻されたのが新雑誌「Vジャンプ」を創刊し、編集長を務めていた鳥嶋さんでした。

そして、1996年2月に43歳でジャンプ編集長に就任しました。

15

 その頃、ライバル社は探偵漫画が人気だったため鳥嶋さんは社長に探偵漫画をやるよう密命されていました。

内心呆れていましたが、編集長と言えどサラリーマンである以上指示を受け入れるしかありません。案の定作品は人気が出ず15回で打ち切りとなります。

この経験以降、鳥嶋さんは自分の信じる道を貫くようになります。経営幹部にこの新連載は当たるのかと聞かれるたびに「やってみないとわかりません」と答えるようになったのです。

  伝説の編集者とワンピース

 今でこそ世界的メガヒットとなりましたが、「ワンピース」は編集部が自信をもって世に送り出したものではありませんでした。

メガヒットとなる作品の多くは新連載の可否を事前に編集幹部が協議する「連載会議」をスムーズに通過します。

1997年の会議で鳥嶋さんは「話の整理がついていないし、腕が伸びる主人公もかっこよくない」とワンピースの連載に反対していたのです。

df5bb558

 すると賛成派から「今のジャンプにいない熱血でひたむきな主人公。子どもたちにもわかりやすく人気が出るはず」、「これをやらなければ作家も編集者も腐る」と言われ、自分に信じ抜く道を選び始めた鳥嶋さんの心も揺らぎました。それでも反対していたことに疑問を持つ人も多かったでしょう。

実は周りからは鳥嶋さんが653万部という数字の偉大さゆえに守りに入っているように見えていたことも関係しているでしょう。

なぜなら、新連載の候補の中に新人作家の作品が一本もなかったからです。そんなこともあって、周りの意見を聞く形で、自信はありませんでしたが"賭け"でワンピースが新連載されることになったのです。

  やってみないとわからない

 伝説の編集者である鳥嶋さんでさえ「ワンピース」という20年近く続き、ギネス記録になるほどのウルトラ級の作品の連載を危うく自らの手でポシャらせるところでした。

この出来事からわかるように、どんなに優秀な人間でも先を見誤ることもあるのです。

どんなに自分を信じても、周りの意見をを信じてもどんな結果になるかはわかりません。まさに「未来の結果は神のみぞ知る」です。

one_peice_001_tcm30-385634

 これは株式投資の世界でも同様のことが言えます。自分を信じて貫いても失敗することはあります。自信を失って他人の意見を聞いたとしても失敗をすることはあります。投資の神様であるウォーレン・バフェットさんでさえ、クラフトハインツの暴落を予測出来ません。

ここで抑えたいポイントは「100%結果を予測できる勝負事はない」ということです。勉強や情報収集をすることによって勝率を上げることはもちろん可能です。そのため最大限の努力をすることは求められます。しかし、決して100%にすることはできません。

だからこそ、勝率を最大限まで上げた後は実際に勝負してみるしかありません。どんなに悩んでも結果はわからないということは世の中でたくさんあります。そういう解決できない問題に対していつまでも悩んで一歩踏み出せない方はぜひ、勇気を持って勝負してみてください。

「やってみないとわからない」のだから。


↑ ぜひ宜しければ米株村での応援をお願いします☆
Sponsored Link