米株村ジャーナル編集長のインベスターHこと、ひーちゃん(@us_investor_h)です。

GE 坊や(@gegafaboy)さんがGE 太郎と名乗っていた頃のこと、彼の投資目的は「働かなくても生活できるニートになること」、「金持ちになって、ギャルを抱きまくること」の2点が主軸にありました。

今では「30年後のために投資?意味ねえんだよ、そんなの」等と言っていた彼の姿はもうありません。手堅く分散投資を行っており、その投資スタイルは「全世界株式マイナスGE坊や投資法」と呼ばれています。

そんなGE 坊やさんが最初にGE 太郎として誕生した話を知っていますか?少し知っている人もいれば、中には全く知らない人もいると思います。では、早速GE 坊やの過去について見ていきましょう。

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  「GE」という銘柄

 GE(ゼネラルエレクトリック)は発明王で魔術師と呼ばれたトーマス・アルバ・エジソンさんが白熱電球を世に送り出してから、競合メーカーであったトムソン・ヒューストン・カンパニーと合併をして設立された世界最大の複業企業です。

電気機器から、軍事事業まで幅広いビジネス展開を行っており、どのビジネスでもその産業分野でシェアが1位か2位であるかを存続の条件としてきた、125年の歴史を誇る最古のダウ平均構成銘柄でした。

GE はアメリカの歴史の重要な場面で非常に活躍していた銘柄です。アポロ計画で月面をはじめて踏んだアームストロング船長の靴はGE製のシリコンラバー製、ソマリアでヘリが撃墜されブラックホークダウンしたときもUH60ブラックホークのエンジンもGE 製で、数多く功績を残してきています。

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 そんな歴史ある優良企業のGE は2013年頃から年々営業CF が小さくなっていき、損益計算書では最終赤字が目立つようになっていきます。しかし、下がる株価を歴史ある優良企業だからと多くの投資家がGE を買い付けます。

その支えもあってか2016年頃まで株価は30ドル前後をキープしますが、2017年後半から2018年にかけてGE は無残な姿になっていきます。

当時、GE がダウ平均構成銘柄から外され、無配銘柄になるなんてことは誰にも予想できなかったことでしょう。

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  GE との出会い

 GE 坊やさんが株式投資を始めたのは2011年で、札束を握りしめリーマンショック後のニューヨーク証券取引所に降り立っている。

この頃、K さんの主宰するソニックトレード団(現電撃ソニック団)に参加し、日本株の売買によって資金を倍加させることに成功する。

それから数年後の2015年冬、SBI 証券が外国株の特定口座に対応し、日本株で倍加させた資金を米国株に戻すべく、2016年夏、為替が円高に傾いたタイミングでロイヤルダッチシェル(RDSB)を購入する。

PSP30270|Bldg 37 Building 37|Main Plant - Red White and Blue GE Sign|Schenectady ||

 そして2017年春、米国株式市場が史上最高値を更新する中、GE 坊や(当時GE 太郎)さんはゼネラルエレクトリック(GE)の株主となる。

これの判断がきっかけとなって株式投資の地獄に飛び込んだことに気付くのに、1年も掛からなかった。すぐさまGE の底の見えない暴落が始まる。

そして、他銘柄の不運の不調による心のしんどさから「GE 太郎」が誕生した。彼がGE を買い付けた理由はシンプルで「ダウ平均の構成銘柄の中で配当利回りが高かった」からだそう。

  GE を保有する重圧

 当時、125年の歴史を誇る超優良銘柄ゼネラル・エレクトリック(GE)を買い付けたことによって「株のことなど一切忘却して、新型フォレスターを買ってキャンプに出掛け、チキンラーメンを食べる生活を手に入れたい。」と思うようになるなんて ..… 思いもしなかったでしょう。

この頃、GE 坊やさんはダウ平均が過去最高値を更新する中で、GE を含む全保有銘柄含み損という快挙を成し遂げる。いったい前世にどんな罪を犯せば、そこまで不運に愛されるのか。

GE を保有してから1年余りが経ち、遂にGE は最古のダウ平均構成銘柄という栄光を剥奪され、無配銘柄となります。その残酷な仕打ちに、GE を保有する重圧に、心が耐えられなくなるGE 坊や。

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 「GE を保有する前は世界は穏やかで、それは退屈といっていいぐらいの日々だった」と語るGE 坊やに多くの人が涙する。それでも私達に個別株へ集中投資をするリスクとその心情を伝えるべくGE 坊やさんのブログ更新は続きます。

GE と共に生きることを決意してからどれだけの時間が経ったのだろう。私達読者にとってはブログで更新される時だけがGE 坊やさんの苦しみと向き合う時間になるわけだが、GE 坊や自身の苦しみは2016年春から「24時間365日」続いている。

そんな固い決意をし続け、雄姿を見せてきたGE 坊やさんにも限界が来ます。

  GE との決別

 休日には株式市場を忘れるためか、暇な時間は本を読んだり、音楽を聴いたり、映画を観たりして過ごしていたというGE 坊やさん。楽園を探し続ける彼の心はとっくに限界を迎えています。

そして遂に、2018月11月10日 土曜日。ブログ:GE とともに生きるに「さようなら、ゼネラルエレクトリック」というタイトルの記事が投稿された。

[ さようなら、ゼネラルエレクトリック ]

長きに渡って爆損に悶絶してきたゼネラルエレクトリック(GE)を売った。

取得価格:22.98ドル


売却価格:8.78ドル


損失は、GEに投下した資金の約60%に及ぶ。

ポートフォリオからGEが消えたことを確認した刹那、全身の力が抜け、その場にへたり込んで激しく嗚咽した。

いまは、爽やかな気分だ。

小春日和の穏やかな日差しのような解放感に包まれているし、ミロを飲む手も震えたりはしない。

すっかり忘れていたが、GEを保有していない世界は、こんなに穏やかだったんだな。





(出典:GEとともに生きる
GE 坊やさんは駅のトイレに駆け込みケツからジェットのようなクソを噴射し、虚ろな目で街を彷徨い、突然絶叫して人混みを駆け抜け路地に走り込み、ゴミ箱の陰に隠れて号泣する日々を送ってきました。

彼は、平和な日本で暮らす一人の人間が生涯で味わう苦しみを遥かに凌駕する経験を、僅か1年と言う短い期間で味わってきました。しかし、そんな日々が遂に終わったのです。
[ さようなら、ゼネラルエレクトリック ]





「向かい側の座席にはGEの残り香だけが残っていた。」

それがだんだん薄らいでゆくのが、GE坊やは寂しい。

(出典:GEとともに生きる
不運に愛され、ファンに愛され、世界に愛されたGE 坊や(GE 太郎)。

今日もGE と共に生きた過去を心に、暖かいミロを手に生きていく。



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