インベスターHこと、ひーちゃんです。

先日、12月19日にSoftbank のIPO が行われました。過去最大規模ということでお祭り騒ぎになり、多くの人が参加し当選しています。

IPO は確率の高い宝くじのようなもので、多くの個人投資家達が参加しています。当選確率は低いですが、当選時の利益は高確率で出せるとして、人気があります

しかし、今回は蓋を開けてみるとネガティブ材料が多く、損失を出す結果になった人も多かったようです。いったい何が起こったのでしょうか。

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  IPO とは

 IPO とは日本語で「新規公開株」や「新規上場株式」のことです。以前にもIPO についての記事は書いていますので、参考にして頂ければと思います。

IPO は「IPO株投資」とも呼ばれ、企業が新規上場する際、投資家に配られる株を買う権利を抽選で手に入れ、上場日の初値で株を売ることで利益を出すことができます。

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 このIPO 株投資は、人気が高く当選は難しいですが、高確率で利益を出すことができます。2017年には94社が新規上場をしましたが、公開価格と初値の関係を見ると84勝10敗と大きく勝ち越しているのです。

では、過去最大の規模のSoftbank 株のIPO はどうだったのか見ていきましょう。

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  Softbank IPO

 結論から言ってしまうと、今回は残念な結果になってしまいました。公募価格は、1500円で初値は1463円でした。現在は1300円台です。なぜ今回のIPO はこのような結果になってしまったのでしょうか。

過去最大級のSoftbank IPO にもかかわらず、公募割れしてしまったのはネガティブ要素の多さにありました。

三大キャリアの中で割高
  Softbank は時価総額ではKDDI よりも多くなっていますが、営業収益や営業利益がKDDIの方がかなり大きいです。つまり、KDDI より割高になっています。直接比較する会社がない企業と違って、Softbank は競合が2社も存在するのでどうしても比較されてしまいます。

倍率の低さ
 IPO 株では勝率が高く、人気もあるため通常であれば50〜100倍です。しかし、今回の倍率は1.1倍でした。その結果、当選率が高すぎて人気がないのではと不審に思う人が多数出てしまいました。

高すぎる配当性向
 競合2社と比較し利益の一番少ないSoftbank ですが、配当性向は一番高く予定されています。つまり、株主に配当は多いが、会社に使う資金が減ってしまいます。その結果、ROE が横ばいもしくは下がってしまう可能性があります。

SBI 証券の追加当選
 例えて言えば5000株応募して2500株だけ当選していたのに、気づいたら5000株当選しているという感じです。真意のほどはわかりませんが、辞退した人が多数いたため追加当選としたようです。なおSBI 証券の公式発表では「過少表記となっていました」とのことです。

通信障害
 12月16日に通信障害が起こりました。エリクソンは原因について、SGSN-MME(Serving GPRS Support Node - Mobility Management Entity)の2つのバージョンに問題があったためと説明しました。つまり、証明書の期限切れが原因だったのです。

Huawei問題
 Softbankは5GでHuaweiと組む予定でした。Huaweiが排除となればそれらの改修が必要となり、多額の費用が発生します。

このように、Softbank IPO を拒むかのようなネガティブ要素が多くあり、結果的に残念な結果になってしまいました。

  まとめ

 そんなSoftbankIPOは、過去最大規模ということで注目度が高く、お祭り騒ぎになりました。

さらに、IPOは過去のデータから勝率が高く、人気なのも拍車をかけたようです。しかし、ネガティブ要素が多すぎたため今回は辞退する人が多く、公募割れをしてしまいました。

しかし、まだIPO が行われてから数週間しか経過していません。今後、国内で認知度・様々な製品のシェア率の高いSoftbank の株価が上がるのも時間と問題だとも考えられます。

私個人の思いとしては、親子上場ということもあり、親会社であるSoftbankグループの株を買った方が良かったでしょう。
 

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