インベスターHこと、ひーちゃんです。

皆さまはAdobe の株価が3年前と比べ、3倍近くの成長をしていることを知っていますか。

先日にフル機能のiPad 版「Photoshop CC」を開発しており、Adobe MAX 2018 のデモ披露では大盛況で目が離せません。

そんなAdobe 株が「買い」である理由と、今後さらに期待している分野について話をしていきます。

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  3年で株価が3倍に

 ここ数年、Adobe の財務状況はレガシーなソフトウェア企業としては、異例な順調さを見せています。

歴史あるソフトウェアメーカーで、これほど急激な売上高の上昇を実現している企業はほとんどないと思います。

これに伴い2015年1月には70ドル前後だった株価は、2018年10月で245ドル前後まで上昇しています。

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たった3年という月日で株価が3倍になっているのです。

仮に、3年前にAdobe の株価を持っていたと考えると資産が3倍になるので、夢がありますね。私もApple 等の購入検討を始めた時期に検討銘柄だったので、結果論ですが惜しいことをしたと感じています。

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売上高は上記の表をご覧の通り、ここ数年で毎年20%を超える売上高の上昇を実現させています。その絶好調な理由の裏側には、ビジネスモデルの転換が関係しているといえます。


では、Adobe という企業の詳細について見ていきましょう。

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  Adobe という企業

 Palo Alto 研究所にいたチャールズ・ゲシキさんとジョン・ワーノックさんはページ記述言語・インタープレスを研究開発しており、ゼロックスがビジネスに利用しなかったため独立し1982年にAdobe が設立されています。

当初はページ記述言語をもとにDTP システム自体を事業の核にしようと考えていました。

その頃、Apple では新しくレーザープリンターを開発していました。しかし、高精度な印刷ができず、悩んでいたスティーブ・ジョブズさんはAdobe のページ記述言語の存在を知り、自社のレーザープリンターに供給することを依頼しました。

その結果、Adobe はハードウェアメーカーではなく、プリンターメーカーにページ記述言語を供給するソフトウェアメーカーとなったのです。

  Adobe の夢物語

 Adobe の株価が3倍になるという夢物語の始まりは、ビジネスモデルの大胆な転換にあります。

Adobe の2017年度の売上高(約73億ドル)の中で、6割近く(42億ドル)を占めているのがデジタルクリエイター向けのものです。

そのうち、40億ドルがサブスクリプション型クリエイターツール「Creative Cloud」由来の売り上げになります。Creative Cloudは2013年に発表され、長い時間をかけてクリエイターに移行を促しました。

以前のAdobe はPhotoshopやIllustrator、Premiere Pro といったクリエイター向けのソフトウェアを「箱売り」していました。

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 箱売りモデルの場合、バージョンアップ時には一時的に売り上げが増えますが通常時には売り上げが増えません。

それを変えたのが、月額制の「サブスクリプション」型のモデルです。

これにより、バージョンアップという概念がほぼなくなりメーカー側は常に細かな改善とアップデートをし続け、クリエイター側も使いたい期間だけ契約して使うことができるようになったのです。

  Adobe は買い

 ハイテク銘柄を狙う一人の投資家として、このように非常にわかりやすい成果を出している企業は買い付けをしたいですね。

しかし、現在の米国株市場が割安セールだとしてもさらに下がる可能性があるため、今はまだ様子見をしたいと考えています。今後、上昇トレンド入りした際にすぐさまエントリー行う予定です。

何度も述べていますが、Adobe は市場で圧倒的な強さを見せつけており、他社と比較するまでもありません。

   冒頭にも記載しましたが、先日発表されたフル機能のiPad 版「Photoshop CC」は、30年間にわたりPC(Windows/macOS)にだけ提供されてきた本当のPhotoshop が、ついにモバイル向けにも提供されるということで、テクノロジーの進化という観点でも非常に注目を集めています。

さらに、Project Aero の登場により今後ARは爆発的にその市場を拡大していくとみられています。VR が主にB2C が中心になると考えられているのに対し、AR は特にB2B が拡大していくと考えられています。

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 AR コンテンツが普及しない理由の主な原因は、AR コンテンツを誰が作るのかという点がありました。

コンテンツが増えないからデバイスも売れない、そしてARデバイスが普及しないからARコンテンツが増えないという状況です。

そうした時に、既にCreative Cloud でPhotoshop やDimension CC に慣れているクリエイターは多いので、その人たちが一斉にAR コンテンツを提供できるようになったらどうなるか・・・

「B2B向けARコンテンツ」の爆発的普及を狙い撃ちするような戦略は非常に賢いと思います。Adobe には、今後も支配的な地位と強さを維持して欲しいと思います。


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