インベスターHこと、ひーちゃんです。

投資スタイルには様々な種類があります。デイトレードやスキャルピング、スイングトレード等様々な呼ばれ方をしています。他にもグロース投資やバリュー投資なんてものもあります。

皆さんはどのような投資スタイルに当てはまるでしょうか。○○投資が一番良いなど、自身の投資スタイルが一番儲かる等と豪語している投資家はいますが、それは一旦気にする必要はありません。

大事なことはそれぞれの投資スタイルを知り、その上で自身が興味のあるor実際にその投資スタイルで株式投資をしていて、しっくりくるものを選択するのが良いでしょう。今回の投資スタイルの「グロース投資」と「バリュー投資」について解説をしていきます。

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  グロース投資

 グロース投資とは、成長株投資とも呼ばれており、既に注目されている対象企業の将来性や成長性を見極め、今後もさらに株価が上昇しそうな銘柄を狙う投資スタイルです。

グロース投資は注目されている分、さまざまな指標からは割高と思われることもありますが、指標だけで株価が決まるわけではありません。

将来性、独立性など他の企業にはない魅力がある企業は、既に注目されていても更なる注目を呼び、その銘柄を保有している投資家達もさらに期待を込めて買い増す傾向があります。

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 言い方を変えればグロース投資は「ブランド力」の強い企業を選択しているともいえるかもしれません。

経験がある方はわかると思いますが、日常生活の中でも材質が同じ物なのにも関わらず、有名なブランド品のロゴが表記された物を好んで選択していませんか?そこに理屈はなく、その安心のブランドイメージを作り上げ注目を集められるということ自体、その企業の価値が高いと言えるでしょう。
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  バリュー投資

 バリュー投資とは、実質価値が高い企業にも関わらず、あまり注目されていないという理由から株価が上昇していない銘柄を狙う投資スタイルです。

バリュー投資家は、株価の値動き自体ではなく対象となる企業の本質的な価値を見極めて投資をしています。そういった本来の価値より割安な企業を狙い、株を買い付けるのがバリュー投資の投資スタイルです。

割安銘柄の買い時〜PERを使った売買のタイミング

企業の価値と株価が乖離している銘柄は、きっかけさえあればすぐにイコールになろうと地株価が変動します。その株価が上昇する前に銘柄を買い付けることができた場合には、後から参入した投資家達が企業の価値にどんどん買い付けを行い、株価を引き上げてくれます。

そうするとその会社本来の株価に近づくため、先に買い付けを行った投資家は上がった分の利益を得ることができるのです。

バリュー投資は、自身の磨き抜かれた先見の明で企業本来の価値を見極め、企業へ先行投資をしていく投資スタイルと言えるでしょう。

  用いられる指標例

 投資スタイルでは様々な指標を用いて、ファンダメンタル分析を行っています。例えば、バリュー投資で良く用いられている指標「PBR」等です。

PBRの数値は、低いほうが企業の本来の価値より株価が割安と判断する基準にできるため、バリュー投資家達はよくPBR を見ていきます。

PBR(Price Book-value Ratio)
 株価が企業の価値に対して割安か割高を判断するための指標です。直訳すると「株価純資産倍率」になります。

現在の株価とBPS(1株当たり株主資本)で割ったものがPBR(Price Book-value Ratio)になります。現在の株価が1株当たりの純資産の何倍で購入されているかという考え方をしている指標と言えます。

⇒ PBR (株価純資産倍率)= 現在の株価 / BPS(1株当たり株主資本)
では、PBR を求めるためにBPS も理解しましょう。

BPS(Book-value Per Share)
 貸借対照表において資産から負債を差し引いたものを指し、企業の純粋な資産を示す指標です。

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⇒ BPS(1株当たりの株主資本)= 純資産 / 発行済株式総数

 よくわからなかった方のためにストーリーで考えてみましょう。

株式会社とは事務所や事務所の中にある備品(デスク、PC、プリンタなど)を含むすべてのものが財産として扱われます。

ではその株式会社がすべてを売却するということを言った場合、財産つまりすべての事務所や備品を売却した後にできた「お金」はどうなるのでしょうか。

株式会社は「株」を所有する株主の所有するもので、株式会社は株主が所有しています。企業を売却した場合は、1円単位で株式会社の所有者である株主にすべて分配する必要があるということです。

仮に株式会社が100万円で売却され、発行株式数が1万株だった場合のBPS は 1,000,000(売却価値) / 10,000(発行株式数) で 100 になります。つまり、1株当たり” 100円 ” です。

そこから現在の株価と、この求めたBPS(1株当たり株主資本)で割るとPBR(株価純資産倍率)が求められます。

現在の株価が、1株当たりの純資産の何倍になっているかを知るための指標ということになります。

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 例えば、PBRが3の株式会社があるとします。

その株式会社が売却されたとした場合、株価の3分の1のお金しか手元に戻ってきません。しかし、PBRが0.5の株式会社だった場合は2倍のお金になって手元に戻ってきます。

PBRとは、株式会社の株に 1株当たり株主資本の何分の1の値がついているかを示す数字 なのです。

今回は数多くある投資スタイルの中の2つ紹介しましたが、他にもさまざまな投資スタイルが存在します。今回紹介した指標も含めて、自身の得意分野を生かせそうな投資スタイルを見つけていきましょう。


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