インベスターHこと、ひーちゃんです。

先日、Amazonが実店舗をマンハッタンでオープンしました。オープンした店舗には、Amazonドットコムで販売されている商品で星4つ以上を獲得している「最高水準の商品」が並んでいます。

今回の店舗にユーザーはどんな反応があるのか、Amazonの実店舗を出すのは何の狙いがあるのかを見ていきましょう。

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  星4つ以上の商品が並ぶ新店舗

 ニューヨークの現地時間 9月27日木曜日 にAmazonの新コンセプトの店舗がオープンされました。

営業時間は月〜土が午前10時〜午後9時となっており、日曜日は午前11時〜午後8時までとなっています。

店舗名は「アマゾン・4スター(Amazon 4-Star)」で取り扱っている商品は、Amazonの主力ECサイト「Amazonドットコム」で販売している商品で、「カスタマーレビュー(ユーザ評価)で星4つ(最高星は5つ)以上を獲得した商品のみ」です。

各カテゴリ、デバイスやガジェット、家電製品、キッチン用品、ホーム用品、書籍、おもちゃ、ゲームなどがあり、平均の星平均は4.4となっています。

実質的な最高水準の商品が並んでいることですね!


また、高評価の商品以外でもベストセラーや人気急上昇中の新商品などを扱い、以下のようなカテゴリ分けをしています。

  • 最もほしい物リストに入れられた商品(Most-Wished-For)
  • ニューヨーク市内からの注文が頻繁なニューヨークシティ・トレンド商品(Trending Around NYC)
  • よく一緒に購入される商品(Frequently Bought Together)


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こうしたデータを使用することでお客様が気になっているが購入に至ってない商品も、実際手に取って商品の選定をできるようにしています。

これはかなり良い戦略なのではないでしょうか。


アマゾンのリアル書店「アマゾン・ブックス(Amazon Books)」にもあるように、商品棚にはカスタマーレビューも記載されています。

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商品価格はデジタル表示となる電子棚札が使用されており、商品名に星評価数、レビュー数が記載されおり、価格はプライム非会員のリスト価格とプライム会員用のディスカウント価格を表示しています。

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 今回のアマゾン・4スターは、実店舗ならではの良さと、ネット通販のAmazonドットコムの良さを上手く掛け合わせられていると思います。

Amazonはこれまでにも2015年に書店の「アマゾン・ブックス(AMAZON BOOKS)」や、米スーパーマーケットの「ホールフーズマーケット(WHOLE FOODS MARKET)」を137億ドルで買収、2018年には無人コンビニ店舗「アマゾンゴー(AMAZON GO)」を開店するなど、実店舗を展開してきました。どの取り組みも、面白いアイディアから発展しており、Amazonは今度もPDCAサイクルを回しながら実践したいと話しています。

Amazonの新たな取り組みには今後も期待をしたいところです。

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  なぜ、実店舗にこだわるのか

 しかし、なぜECサイトがメインのAmazonは、こんなにも実店舗にこだわっているのでしょうか。

AmazonはEC業界を牽引だけでなく、スーパーマーケット業界やWebサービス業界まであらゆる影響を与え、多くの成功を手にしています。

しかし、ここまでEC業界が成長をしているといっても小売業界の売上は80%以上が残念ながらまだ実店舗で売り出されています。

そして、恐らくこの1世紀でこの事実が変わることはないでしょう。だからこそ、そのことを知るAmazonは実店舗を展開しているのです。

しかも、闇雲に横展開をしているのではなく、Amazonらしくデータをもとにしっかりとテストなどを重ね、成功すること確率を最大限に高めているのです。

これからさらに広がるであろう、Amazonの実店舗展開が気になるところです。


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