インベスターHこと、ひーちゃんです。

先日、Amazon Japan は「Amazon Pay」において、QR コードを用いた実店舗での決済対応開始を発表しました。

日本ではキャッシュレスが遅れているため、QR コード決済の導入によってキャッシュレス化が促進されるのではないかと期待されています。

Amazon Pay は今回NIPPON PAY 社と共同で展開しています。ではさっそくAmazon の狙いと考えられる影響について見ていきましょう。

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  キャッシュレスが遅れている日本

 世界では電子マネーによる決済が爆発的に増えているにも関わらず、日本のキャッシュ払いは以前続いています。Suica など交通系5社とEdy、WAON、nanacoなどの合計額は世界の規模とは大きくかけ離れている。

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例えば、モバイル決済の世界市場予測は2020年の段階で3.8兆ドルというデータが経済産業省のレポートから出ています。

2017年頃で1.2兆ドル程度であることを考えると、今後の2年で3倍に増える必要があります。

 また、日本銀行は2017年2月のデータによると、紙幣や小銭を合計した現金流通高に対する名目GDP(国内総生産)比率では、19.4%に達します。日本の名目GDPは550兆円のため、110兆円程度が流通していることになります。

これは他の先進国と比べて明らかにキャッシュレス化が遅れていることを示します。

ユーロ圏では10.6%、米国は7.9%、英国に至っては3.7%しかありません。

19.4%の日本と比べると、どれだけ現金が流通している国かわかります。
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  市場への影響

 Amazon Payは、元々2015年に通販サイト向けにAmazonのアカウントに登録した配送先、クレジットカード情報を利用して、Amazon以外のサービスでも支払えるサービスと提供されてきました。

今回そのAmazon Pay がQR コードを用いて実店舗で決済できるようになったのです。

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使い方はシンプルで、利用者はスマホに入っているAmazon ショッピングアプリのメニューから「プログラムと特典」⇒「すべてを見る」⇒「Amazon Pay」をタップするとQRコードを表示できます。

店舗側では、金額を入力してから、このQRコードを、店舗スタッフが専用アプリを使って読み取れば決済できることになります。

まずは東京・福岡の数十店舗と、限られた場所での開始となる予定で、今後はNIPPON PAY 社と協力して個人経営の店舗など中小規模の場所を中心に拡大が図られていきます。

普及させることを目的としていることから、2020年末までの店舗に対する手数料がなんと、、、

無料です。

今後の利用されている市場に合わせて決めるとしており、多くの店舗が簡単に利用を始めることができると予測できます。

また、なかなか資金的にキャッシュレス化が進んでいなかった中小規模の店舗向けに、決済用のタブレットを無料で貸し出すことで、簡単にスマホ決済を導入し、普及をさせていくと発表しています。

これは一気に日本でのキャッシュレス化が進むきっかけになるのではないでしょうか。

  Amazon Pay への期待

 日本国内店舗の市場では、POSレジ市場・モバイルPOSレジなどが使われていますが、実は一番使われているのは「レジ未更新市場」と呼ばれるカード・電子マネーが利用できないレジが多くあります。

この120万店舗以上あると言われる古いレジにNIPPON PAY 社はNIPPON PAY Tablet を無料で貸し出し、誰も開拓できていなかった市場を狙っています。

Amazon Japan の井野川本部長は「いろいろな決済手段がある中で、現金の利用がまだ7〜8割を占めているのは(消費者から)信頼されているからだ。キャッシュレス決済でも信頼を提供できれば、より多くの人に使ってもらえるのでは」と期待をしています。

確かに、現金は物理的に存在しているため信頼をされるのもわかります。しかし、実は現金のほうが電子決済よりリスクを多く抱えています。

いくつか例を挙げてみましょう。

  • 財布を無くすリスク
  • 現金の紛失するリスク
  • 店員の会計ミスによるお釣り間違えるリスク
  • 現金の下ろし忘れによる支払いができないリスク
  • 現金汚れによる病気になるリスク
  • いくら使ったかの管理ができず使いすぎるリスク

これはふざけているようですが、全て存在するリスクと言えます。電子決済では上記に上げられた例は解消されます。

日本は先進国の中で随一の分化が進んでいる国だと私は思っています。

今回のAmazon Pay によってさらにキャッシュレス化が進み、日本がさらに過ごしやすい国になることを期待しています。


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