インベスターHこと、ひーちゃんです。

前回の記事で紹介したNetflix 記事についてもう少し詳細に見ていきましょう。

◆前回記事
【NFLX】Netflix、短期間で約9%の上昇。価格改定による収益アップの期待か。

実は、Netflix の凄いところはオリジナルコンテンツや、ローカライゼーションだけではありません!IT企業に勤めているインベスターHが、解説していきます。

netflix

  テクノロジ部門の体制

 Netflix は、米カリフォルニア州ロスガトスにある本社にテクノロジ部門の拠点を構えています。そこでは現在約2,000 人のエンジニアが働いており、これはNetflix 従業員の約半数にあたります。

 そうです、Netflix の約半数がエンジニアの完全な技術者集団なのです。

 本社のほか、各国ごとにエンジニアを配置しており、そちらでは各地域の企業との交渉や提携をしています。

 日本であれば、テレビやスマートフォンメーカーといった、視聴デバイスの会社や通信会社と連携をしたり、その国あった決済方式を定めたりしています。

 提供しているコンテンツだけでなく、地域に合わせた決済方式についてもローカライズする徹底ぶりです。

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  新技術の導入に積極的

 Netflix では大規模なシステムを使用しています。システムは大規模になればなるほど、複雑で安定した仕組みが必要になります。

 ユーザーに安定したコンテンツを配信することが「映像ストリーミング配信事業会社」の基本です。

 さらにNetflix の場合、国ごとにネットワーク事情への考慮や、異なるデバイス(配信環境)への考慮などの、難しい条件下の中で安定したコンテンツを配信する必要があります。

その取り組みとして大きく下記の2つがあります。

オープンコネクト
 各地域のインターネットサービスプロバイダ(JPでいえばNTT, KDDI, Softbank 等)と協力して、各拠点のサーバにNetflix 専用コンテンツを置かせてもらいます。

 そうすることで、Netflix ユーザーにコンテンツを届けるまでの距離を短くし、安定した配信を行うことができるようになります。

 また、すべてのコンテンツを置くことは容量的にも難しいため、前日の夜に翌日人気が出そうなコンテンツをビッグデータ活用をして予測した後、コンテンツの入れ替えを行っています。

 つまり、人気のあるコンテンツをユーザーの近くに配置し、毎日入れ替えることで安定した配信が実現できるようになる、これが「オープンコネクト」なのです。
ダイナミックオプティマイザーエンコーディング
 低ビットレートでも高品質を提供できるエンコーディング技術になります。

 ビットレートは高ければ高いほど、画質・音質が向上するものですが、その分 ” 容量が大きく “ なります。

 その容量が大きくなるのをエンコーディング技術で、” 容量を圧縮 “ して配信することが必要です。

 つまり、元から容量が小さい低ビットレートをさらにエンコーディングで圧縮するのに「高品質の動画提供できる」という技術です。
 オープンコネクトではコンテンツの人気予測が必要になるため、ビッグデータの活用だけでなく、人工知能(AI)も活用しています。

 ビッグデータでは、シリコンバレーの分析チームを抱え1億人分の視聴データから法則性や将来を予測しています。AIでは、どの作品をどの媒体で見たかなど100超の項目を基に個々の会員の嗜好を把握し、何が求められているかを把握し続けているのです。

  企業評価の本質

 起業を評価する際には、株価や、チャートなどを見ることはもちろん必要ですし、指数などもみないと企業に投資する投資家としては不十分と思われるかもしれません。

 しかし、それだけで企業の全てがわかるなら、みんな大成功してお金持ちになっているのではないでしょうか。

 その企業が何を考え、どこに力を入れているのか。また、売り上げを何に使用して、投資をしているのか。

 意外と疎かにしている企業の本質をきちんと見てあげることが投資家として成功するスキルなのではないかと考えています。

ぜひ、各企業の本質を見る力を手に入れましょう。


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