皆様、おはようございます。
インベスターHこと、ひーちゃんです。

私たちの生活は「貨幣経済」によって支えられています。今回はその真意について解説していきます。


物々交換

 マーケット

 「マーケット」と聞いて何を想像しますか。日本では「市場」と訳されていますが、スーパーマーケットや下町の八百屋さん、百貨店などはもちろんマーケットですが厳密には「マーケットの一部」になります。しかし、経済学でいう「マーケット」は、一つ一つの商品ごとに存在する抽象的概念で、特定のお店を指していません。

 例えば、ある地域の自動車マーケットは、その地域のある特定の自動車販売店のことを指すのではなく、その地域の自動車ディーラー全体を指すと考えます。インプレッサを販売するディーラー全てを寄せ集めてた売り手を買い手が出会う「場」であると考えましょう。つまり、商品やサービスを売りたい人たちと、それらを買いたい人たちが出会って、取引する「場」のことです。

 中世にはいわゆる「市」が開かれて、そこに様々な地方から売り手と買い手が集まって取引していました。その名残で、毎月4日に市が開かれた「四日市」や、毎月8日に市が開かれた「八日市」といった地名が今でも残っています。こういった場所では、品物取引はそこに集中していたため、このような昔の「市」はマーケットそのものです。

 物々交換

 現代では、全員が同じ場所に集まる必要はなくなりました。貨幣経済の発展 で、取引はかつてのように物々交換である必要がなくなったためです。物々交換は、自分が売りたい商品を求めている商品を求めている人に出会うだけでなく、その人が自身の欲しいと思っている商品を売ってくれる人でなければなりません。

 例えば、Aさんが「米を売り、お肉を買いたい」と物々交換できる人を探しています。物々交換世界では、Aさんは「お肉を売って、米と交換したい人」と思っているBさん(仮)と出会う必要があります。出会うことができなければ、Aさんの求めている物々交換は成立しません。このようなことを「欲望の2重の意味での偶然の一致(Double Coincidence of Wants)」と呼びます。

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 物々交換で気をつけねばならないのが、その物の「価値」です。価値については以前記事にしたものがありますので、ご参照下さい!
  ⇒ [Part 1/2] ダイヤモンドと水の価値についてのお話 〜使用価値と交換価値とは!?〜
  ⇒ [Part 2/2] ダイヤモンドと水の価値についてのお話 〜限界効用と総効用とは!?〜

 お肉を売りたい人と出会っても、その人が米ではなく、魚を欲していたとしたら取引は成り立たないということは十分に起こり得ます。「市」に多くの人が集まる必要があったのはこのためです。実際に母数が多くなることで、両者の求めている物々交換が成立する確率が上がるため、人々は遠い地方からだとしても人がにぎわう場所に来る必要がありました。

 貨幣経済

 しかし、貨幣経済が広く流通するようになった現代では、自分が売りたいものはだれに売っても構いません。その売ったお金を元手に自身の買いたいものを別のお店に買いに行くだけすみます。いえ、買いに行くも必要なく、インターネットからボタン一つで購入することができる時代になっています。

もはや、「欲望の2重の意味での偶然の一致」は必要なくなったわけですね(^_-)-☆

 そのおかげで人々は昔のような「市」に出向くことが減ったということで、少し寂しい一面もありますが、やはり便利な生活を手に入れたのは紛れもなく事実です。ある商品のマーケットは、今では街角の小さなお店、大きなスーパー、ディスカウントストア、あるいは百貨店などをすべて寄せ集めたものです。

 それは昔の「市」のように、一度に観察することはできませんが、そういったいろいろ場所で取引が行われているわけで、その全体を「マーケット」と呼んでいます。


 このように私たちの生活は昔から少しずつ試行錯誤されながら、便利になっていっています。根本の部分では変わらないマーケットという概念は存在しますが、実際の生活でのかかわり方には変化があります。しかし、本当に世の中便利になったと思います。

 ぜひこれからもマーケットの中の一部として投資ライフを過ごしていきましょう!♪

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。m(_ _)m
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貨幣・経済発展そして国際問題―応用経済学続論